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大河ドラマ「どうする家康」ネタバレあらすじ第10話「側室をどうする!」

第10話「側室をどうする」の世帯平均視聴率は7・2%でした。初の一桁です。
今回は裏番組にテレビ朝日で放送された野球のWBC1次ラウンド「日本VSオーストラリア」(世帯平均視聴率43・2%)があったため、その影響を受けました。

では、ストーリーを見ていきます。

 

(飯野とつながろうとするが・・)

一向一揆を鎮めた家康は、今川方の国衆たちの1人、遠見の引間城の主・飯尾連龍と仲良くなろうとします。飯尾も乗り気で、自分は今川と松平の橋渡し役になりたいと言います。

ちなみにこの飯野の妻は、お田鶴で、彼女は今川氏真の従弟で瀬名とは幼馴染ですが、今川に瀬名達が捕らえられた時に、色々あった人です。。

 

(側室を探す)

1564年、瀬名は 岡崎城近くの築山に、民の声を聞くための庵を開き住んでいました。
このことで、「築山殿」と呼ばれるようになります。
家康と瀬名が仲良くくつろいでいたところ、そこに、家康の母・於大の方がやってきました。
於大は、2人に子が少ないことを心配し子供を生むために家康に側室をもつように言い出しました。最初は、ぎょっとした正室の瀬名ですが、乗り気になり「側室は、正室に認められたものじゃなければなりませぬ」と言い、一緒に適格者を探すことになりました。

ここで重要なのは、今の愛人を持つという感覚とは違い、戦国の世では子孫を多く残すことが重要です。そのためには側室が必要なのです。

 

(お葉登場)

家康の側室捜しの噂を聞き、側室希望の女子が集まります。そこで次々と面接をしますが、なかなかコレという人材が集まりません。

そんな中、城内で働く侍女のお葉が偶然姿を現します。
お葉は、鵜殿の分家の娘で、口数が少なく不愛想ですが、気が利くところがあり働き者です。
お葉はイノシシをナタで見事にさばく、勇ましく、またてきぱきした女性ですし、言い寄られ困惑していた娘を救ったこともあります。

瀬名も於大もお葉のことを気に入り、是非家康の側室になるようにと懇願します。
お葉は、「そこまで言われて断れば、武家の女の恥というもの。謹んでお受けいたします。」と応え家康の側室になります

こうして母も妻も納得したうえで決まった家康の側室ですが、肝心の家康が「あの女子は、不気味で怖い。敵であったのに城で働くのは、わしの寝首をかくためやもしれん。」と言いだし乗り気ではありません。

しかし、事は進んでいきます。無事初めての夜も終わります。

 

ある日、木下藤吉郎が家康をやってきて、信長の妹のお市浅野長政に嫁いだことを知らせました。

 

(同性愛者)

お葉が側室になって、10ヶ月、お葉に女の子が誕生しました。その子は「風」と名付けられました。

こうして家康の側室として落ち着いたかに見えたお葉ですが、いきなり側室を辞退したいと言い出します。
しかも、その理由が「好きな人ができた」というのです!
好きな人が出来たと聞き家康は激怒しますが、彼女が連れてきた、そのお相手は女性!!同じ下働きの美代でした。LGBTです。

お葉は「私は、昔から殿方が苦手で・・・この美代を見るうちに、はっきりと知ったのでございます。殿の側女となったからには、なんとか勤めようとしておりましたが・・」と。

お葉と美代の二人は、今回の家康の側室辞退という無礼な行為に対し、自分を手打ちにするようにとお互いを庇い合います。
その2人の姿を見た家康は、全て自分の胸の内にしまうことにし結局、お葉は側室を解任され去って行きます。

 

(動き出した。。)

1565年、京で将軍・足利義輝が殺されます。将軍の暗殺!コレは大変なことです!!

一方、甲斐の武田信玄は「今川氏真の家臣を、ことごとく調略せえ。駿府が欲しくなったわ。」と今川攻略に乗り出します。

その氏真は、飯尾連龍が家康と通じて謀反を計画しているとして、「裏切り者は決してゆるさん。」と殺します。暗殺の原因となるこのことを氏真に報告したのは、飯尾連龍の妻・お田鶴でした。なんとも・・・

このような状況の中、今川領を狙う信玄は、家康に会いたいと書状を送ってきました。
時代が大きくうねり出しました。【続く】