SPACE BRED 宇宙のパン・・
宇宙飛行士の若田光一さんたちが
宇宙で食べた
宇宙食のパンを食べてみたよ!!
(宇宙食への憧れ)
宇宙食!!ああ、なんという響きだろうか・・
宇宙食は、宇宙飛行士が宇宙で食べる食事ですが、残念ながら おっさんは宇宙飛行士になる能力は皆無。
でも、宇宙飛行士が食べた宇宙食を食べれば、宇宙飛行士の気分が少しは味わうことができるかも。。
今回、宇宙飛行士の若田光一さんたちが実際に宇宙ステーションの中で食べた「宇宙食」を食べてみました。
(宇宙ステーションで食べた宇宙食を購入)
宇宙食と言えば、1970年代に漫画などで登場した宇宙食は、歯磨きチューブの中に食品が入っているスタイルでしたが、それは昔の話。今は食品の技術が進化しました。
今回購入した宇宙食は「缶入りパン」。
パンです!!このパンはチョコレート味。691円です
(栃木県の会社が開発)
これは栃木県に本社工場を構える「パン・アキモト」が開発したもので、スペースシャトルに積まれて宇宙に行き、宇宙飛行士の若田光一さんたちが実際に宇宙ステーションで食べたそうです。
缶には「この商品はスペースシャトルでも使用された食品です」との文字が・・。
(2009年:平成21年3月16日宇宙へ飛んだパン)
宇宙食として認められるには、味は勿論ですが、食中毒にならない、宇宙の微小重力環境で粉やクズが飛び散らない(精密機器などに紛れ込んだら故障を引き起こす可能性があるため)、長期間保存できる、有毒なガスなどを自然発酵しない・・などの条件がありました。
このパンは、2008年(平成20年)の秋にNASAに認められ、翌年の2009年(平成21年)3月16日、若田光一飛行士が搭乗するスペースシャトル・ディスカバリーに詰め込まれ宇宙へと飛び立ちました。
このディスカバリーに搭載された宇宙食のパンは、「ミルク」「チョコクリーム」「粒々いちご」「はちみつレモン」の4種類で合計30缶でした。
若田さんは地球に戻った後に、宇宙で食べたパンは非常においしくて、一緒に仕事をしていたアメリカやロシアの飛行士たちと取り合ったと話したそうです。
その後、このパンはJAXAに正式に宇宙食に認められました。
(宇宙食を食べてみた)
では、この宇宙食のパン、どんな味なのか、食べてみました。
缶切り不要のプルタブ式なので簡単に開けることができます。宇宙でも安心ですね。
封を開けると、中は紙に包まれたパン。チョコの甘い香りが漂います。
円柱状のパンです。
紙を破って中を見てみます。
生地はしっかりしています。
パンをちぎってみると、やわらかい!パサつきはありません、しっとりしています。
一口食べると、ふんわりしていて、食べやすく 普通のパンと変わりません。
これは宇宙食だと知らないと、普通のパンでも十分通用します。おいしいです。
1缶(100g)あたりエネルギーは365kcal。これ1つで十分栄養補給ができます。
また、保存期間は37カ月!長い宇宙滞在でも大丈夫です。
ただ、普通のパンと変わらないので、期待した宇宙飛行士気分を味わうことはできませんでした。
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