1972年(昭和47年)8月2日、電卓が発表されます。
(カシオミニ衝撃の登場)
カシオ電機が、この日、世界で初めての個人用電卓「カシオミニ」を発表し、
翌3日から発売します。
おっさんは、「カシオミニ」の登場を強烈に覚えています。
TVから流れてくる女性の声の
♪答え 一発 カシオ~ミニ という CMソング。
今でも最初から最後まで覚えていて、自然に口から出てきます。
そして、当時小学生だった人にはご記憶にあると思いますが、あの時期、算数の時間はやたら計算が多く、足し算引き算掛け算割り算の四則混合の計算式が毎日宿題でたくさん出されていて、うんざりしていました。
おっさんは電卓などないので、1つ1つ計算して解いていましたが、家が商売をしている子供の同級生は、電卓を使い計算していました。
スピードが全然違い、うらやましいなあ と感じていました。
(個人向け電卓が普及)
「カシオミニ」の登場は、それまで企業向け製品だった電子計算機を電卓という形式にして、それが個人に普及するようになりました。
発売当時のカシオミニの値段は、1万2800円。
1972年(昭和47年)の大卒初任給が5万円余りの時代ですから、結構高価です。
その後、電卓は小型化し、カード化したり、電池不要の太陽電池搭載型が出るなど進化をとげ、それと同時に値段も安くなり、今では無料アプリや100円ショップで購入、
あるいは何かの景品にもらえるようになりました。
・・ということで、
8月2日は、世界で初めて小型計算機が発表された日です