日刊  おっさんの人生これから大逆転だぜえ!(日本史+史跡+旅情報)

普通の会社員の“おっさん”が、パワースポットや史跡、戦跡を巡った記録です。旅行に出かけるときの参考にしてね! 史跡や歴史から学び 運気を上げて、“人生大逆転”を狙います。

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浦和うなこちゃん ~ウナギのかば焼き発祥の地・さいたま市浦和区~ 

JR浦和駅の西口に、
さいたま市浦和区のマスコットキャラクターで
さいたま市観光大使でもある 
浦和うなこちゃんの石像がありました。

 

(浦和うなこちゃん)

この像は、JR浦和駅から徒歩1分の西口ロータリーの一角にあるもので、名前は「浦和うなこちゃん」。材質は御影石、高さは2.1メートルで幅は0.8メートルです。

この像は、うなぎをモチーフにしたもので、アンパンマンの作者やなせたかし氏が作成しました。
像の胸には、うなぎの「う」の文字、そしてお腹にはウナギの絵が描かれています。


2008年(平成20年)5月24日に行われた像の除幕式には、作者のやなせさんも出席しました。

(変わるうちわ)

浦和駅前にある石像の「浦和うなこちゃん」はイベントごとに持っている「うちわ」が変わるそうです。

おっさんが浦和を訪れた2022年(令和4年)10月31日(月)、浦和うなこちゃんの右手には、❝11月6日開催の浦和区民まつり2022❞ のウチワがありました。

 

(うなぎの産地・浦和)
しかし、浦和になぜウナギなんでしょうか?
調べてみると、埼玉県の浦和は、江戸時代に中山道の宿場町として賑わい多くの人が
往来しました。
当時、中山道の浦和宿からやや離れた場所に、別所沼、上谷沼など川魚が多く生息する
水郷地帯があり、魚釣りなどを楽しむ行楽客で賑わっていました。
そして、そこで採れたウナギを旅人や釣り客に提供していたところ、味が良い事から
評判になり、中山道を行き来する人たちがわざわざ食べるために足を運んだということです。

埼玉県立文書館所蔵の会田家文書には紀伊藩邸に、浦和のうなぎを献上していたことが記されています。

そのことから浦和はウナギのかば焼きの発祥の地と言われています。(諸説あり)

大正時代には、開発によって地場のうなぎはいなくなってしまいましたが、「浦和のうなぎの蒲焼」という江戸時代から続く浦和伝統の味が、21世紀の令和の時代の今も
「協同組合 浦和のうなぎを育てる会」加盟店によって受け継がれています。

こんなの見てたらウナギが食べたくなったよ~と言う方、こちらをどうぞ。
まずはクリックして見て下さい。

 

 

(どう見ても・・・)

この 浦和うなこちゃんですが、どう見ても うなぎには見えません。

「おにぎり」のほうがピンとくるんですよね。


 

浦和うなこちゃん像は、浦和地区に数カ所あり、この浦和駅西口の駅前ロータリーの
石像以外に、別所沼公園や市内のうなぎ店の店内に置かれているそうです。

 

【さいたま観光協会HP 「浦和うなこちゃん」のお話】

【さいたま観光協会HP 浦和のうなぎ】

<<浦和うなこちゃん像への行き方>>
JR浦和駅西口のロータリー、バス乗り場近くです。
住所:埼玉県さいたま市浦和区高砂1-15-1

 

 

浦和がウナギが有名とは全く知りませんでした。

しかしこの浦和うなこちゃん、
やっぱりどう見てもウナギには見えませんねえ。。