風神雷神・・・俵屋宗達が江戸時代に描いた屏風画です。誰もが1度は見たことがあると思います。
もし、寝ているときに、突然金縛りに襲われ
目の前でその風神雷神が宙を舞っていたら。。。
そういう恐怖体験をしました。
(佐賀市のホテルでの心霊体験)
昭和の末期、九州は佐賀県佐賀市のホテルでの体験です。
夕方、ホテルに到着し、疲れたので休憩しようと身体をベッドに横たえました。
そして、しばらくすると、夕闇に包まれた空間で不気味な出来事が始まりました。
突如としてキーンという耳鳴りが私の耳を貫きました。
そして金縛りに遭い、身動きがとれなくなったのです!!
あまりの恐怖に、何が起こっているのか理解することもできず、ただパニックに陥りました。
(風神雷神登場!!)
不気味なことは、さらに続きます。
天井から、江戸時代の巨匠、俵屋宗達によって描かれたと言われる風神雷神が現れたのです。
目の前に急に出現したこれらの神々は、恐怖と不気味をにじませながら宙を舞い、私を取り囲みます。
耳鳴り、金縛り、そして風神雷神・・・このトリプル攻撃に、私は絶望の淵に立たされそのまま意識を失いました。
そして夜8時。寝汗に濡れた身体で目を覚ましたのでした。
(近くには処刑場が・・)
後で調べてみると、そのホテルの近くには「××公園」(現在もその公園が実在しているので、正式名称は伏せ字にさせて下さい)という公園があり、この地は、戦国時代は、古戦場であり、江戸初期には佐賀藩の処刑場、さらに明治から昭和にかけては火葬場として使われたという、筋金入りの場所でした。
その場所の歴史的背景と、私の恐怖体験が何らかの関連性を持っているのか、それは、わかりません。
しかし、今でもあのときの佐賀での恐怖の記憶は刻まれたままです。