日刊  おっさんの人生これから大逆転だぜえ!(日本史+史跡+旅情報)

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大河ドラマ 光る君へ 第23話「雪のまうころ」ネタバレあらすじ 

平安時代の宮中を舞台にしたドラマ「光る君へ」。
第23回は「雪のまうころ」です。さっそくストーリーを見ていきます。

(通事を殺したのは・・・)
前回、越前の通事である三国若麻呂が殺され、その容疑者として朱が捕まりました。
野国勝が朱と三国が争う声を聞いたともいいます。
この越前で起きた宋人と日本人の争いからの殺人事件・・・。
左大臣からは「越前のことは越前でなんとかしろという」の指示でした。
そのとき周明が見知らぬ男を連れてやってきました。そして「話があって来た」「朱様は通詞を殺していない。証人だ」。流暢な日本語で話します。
周明は日本人?それとも宋人?そして何者??と言うところで話は終了しました。

今回は、その続きです。
周明は、日本語で「朱は三国を殺していない」と朱の冤罪を主張します。
日本語を話す周明に驚く為時とまひろ・・。
周明は、その証人として松原客館で働く下人を連れてきます。
その下人は、三国が命を落とす場面を目撃したと、光雅に報告したところ、朱が三国を殺したと証言するようにと言われたと言います。

為時が、越前の商人・早成を尋問すると、自分が三国を殺したと自白しました。
宋と商いをしたいと考えて、三国に賄賂を渡しますが、その額が少ないと言うことでモミ合いになり、三国が転んで頭を石にぶつけて死亡したといいます。

 

また、朱が三国を殺したと証言するようにと企んだ光雅は、こう言います。宋人は莫大な財産を出し渋りながら国同士の商いを認めさせようと企み、日本を格下に見ている。
越前の商人が宋から財宝を仕入れて、それを都で売るとしたならば、「商人は利を得る、国府は租税が潤う、 都は財宝を手に入れる」ので三方とも良しとなる。
しかし、朝廷と宋が直接商いをすれば、宋の思いのままにされてしまう可能性がある。だからこの機会に朱仁聡の力を奪おうと思った・・というのです。なんだからわかったようなわからないような・・・。

(宋の本当の目的)
こうして朱は解放されます。無実の罪も晴れました。

解放された朱は、為時に越前に来た本当の理由を明かします。それによると朱は商人ではなく、宋の朝廷から、日本との貿易ルートを作るように命を受けた官人でした。日本との交易が出来ないのなら祖国に帰ることができないというのです。
しかし、為時は道長から、日本の朝廷は宋との商いは行わないと言われています。
板挟みの為時は、朱の願いを聞き入れることはむずかしい状況です。

 (宋語を学ぶ)
宋人とばかり思っていたら急に日本語で話をした周明に対し、まひろは、なぜ日本語ができるのか尋ねます。
周明は対馬生まれで、12歳のときに父から海に捨てられ海に浮かんでいたところを宋の船に拾われます。そして宋に連れられ、馬や牛のように働かされますが、そこをどうにか脱出した医師の見習いにしてもらったのだと言います。

まひろは「宋は身分の低い人でも試験を受ければ官職になれるのでしょ。そういう国に行ってみたいと、ずっと思ってきたわ」と伝えます。
そして、まひろは周明から宋語を教わるようになります。

 (一条帝の変わらぬ想い)
冬となりました。
内裏では、出家していなくなった定子に代わり、他の女御たちが入内しますが、一条天皇は定子へ想いを募らせ、その女御たちには会おうともしません。

この話を聞いた道長の妻・源倫子は、入内した女御・藤原元子と一条天皇が語らう場を設けることを提案します。

当日、土御門邸には、一条天皇と元子の他に、元子の父で右大臣の藤原顕光、道長の姉で帝の母である女院藤原詮子も集まりました。

笛を吹く帝と琴を奏でる元子。
しかし、一条天皇は、かつて定子に笛を聴かせた思い出が脳裏をよぎってしまい、笛を吹くのを止めます。


定子への思いを募らせて2人の女御と会おうともしない一条帝に対し、母である藤原詮子は「あれほどの熱情がわからない」と道長に伝えます。
道長は、「私にも妻が2人おりますが、心は違う女を求めております。己ではどうすることもできません。されどもう終わった話にございます。捨てられました」と話します。
 (定子出産)

兄弟のいたづらが起こした大事件で、地位も名誉も失った中宮定子は、平惟仲邸でさびしく過ごしていました。その定子の心を慰めたのは、ききょうが送ってくれる書き物でした。

定子は「日々、この楽しみがなかったら、わたしはこの子と共に死んでいたであろう」とつぶやきます。
そして定子は姫皇子を出産します


道長の甥にあたる居貞親王は、定子が男子を産まなかったことを喜びます。もし男児だったが皇位継承者のライバルが出来るからです。
定子が女子を産んだことで、我が子の敦明(あつあきら)が東宮になれると喜びますが、安倍晴明は、「皇子はお産まれになります」と応えます。

(まさかの・・・)

997年(長徳3年)3月。
まひろの父・為時は「宣孝殿は年が明けたら宋人を見に越前にゆくと文をよこしたがとうとう来なかったな」といいます。宣孝は為時が職に就けない時期に慰めてくれた戦友のような存在だったのかも知れません。

また、官職を得られない時期が長く、そのために、まひろに良い婿を取ることが出来ずに申し訳ないと謝ります。
そして、まひろに周明との間を聞きますが、まひろは否定します。
その翌日、為時は越前国内の巡察に出かけました。

父が巡察に出て不在のある日、周明とまひろは海辺で逢います。
つがいのカモメが飛ぶさまを見たまひろは、周明に話しかけ、彼に妻がいないことを知ります。

海岸で話しをする2人・・そこに馬に乗った藤原宣孝がやってきました。
「年が明けたら宋人を見に越前にゆく」という約束通りやってきたのです。

夜、まひろは越前の酒やウニで宣孝をもてなします。
宣孝は、まひろに、「年齢を重ね落ち着いた自分の日常とは違った世界が見えてくる。お前と会うと、まだまだ生きていたいと思ってしまう」と話します。
琵琶を弾くまひろに

そして都に戻る前にまひろに「都に戻ってこい。わしの妻になれ」と言います。
おおおおおおお!!!!というところで今回はおしまい。さてさてどうなるか・・・