日刊  おっさんの人生これから大逆転だぜえ!(日本史+史跡+旅情報)

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大河ドラマ 光る君へ 第8話「招かれざる者」ネタバレあらすじ 

おっさんは「光る君へ」を
平安時代の宮中を舞台にしたドラマと考えて見ています。
今回は第8話「招かれざる者」のあらすじです。
それでは、あらすじを見て行きましょう。

(太鼓を叩いていた人)
道長たちが参加した打球観戦を終え、倫子の仲間の女子たちは、打毬でプレイをした貴族の男たちの話題で盛り上がります。
倫子は道長をほめ、赤染衛門道長が腹違いの弟と偽って参加した直秀に熱を挙げます 。倫子は、まひろに誰が気に入った?と問います。まひろは「太鼓を叩いていた人」とこれまたトンチンカンな回答をします。。

(盗賊の下見)
藤原公任(きんとう)、藤原斉信(ただのぶ)、 藤原行成(ゆきなり)の仲良し3人は道長の家で宴を開きます。そこには道長が代打で打球に呼んだ直秀も参加しました。

直秀は、「このような立派な屋敷に来たのは初めてなので、屋敷内を見せて欲しい」と道長に頼み、屋敷内を見物します。直秀は盗みに入る下見です。

道長は、打毬が終了した後、着替えをしている時に、直秀の左腕に傷があるのを目にします。先日、盗賊が入った時に、道長は、盗賊の1人を矢で狙い、取り逃がしたものの左腕に命中させます。直秀の傷をみて、道長は直秀が盗賊だと感じたのです。
道長は直秀に「左腕に傷があったが、あれはいかがしたのだ?」と尋ねます。
直秀は、この傷は散楽の稽古中に小枝が刺さったのだと言い訳します。

(いっちゃおかな)
まひろは、ある日、散楽一座の隠れ家を訪れ、直秀になぜ打毬にいたの?と聞きます。直秀は、散楽の出し物のために奴らを知ろうとしたと答えます。

直秀は、「もうすぐ都を離れるんだ海がある。海には漁師がおり、山には 木こりがおり、かの国と商いをする商人もいる所詮、都は山に囲まれた鳥かごだ。一緒に行くか?」と誘います。まひろは、いっちゃおうかな・・・と答えます。

道長に嫁いでほしい)
土御門(つちみかど)邸(左大臣源雅信の家)では、関白・藤原頼忠、右大臣・藤原兼家を招いた宴が開かれました。雅信は、花山天皇は、自分の叔父の藤原義懐を権中納言に取り立てようとしているため、これ以上、義懐の横暴を許さないために、3人の結束が大切だと述べます。
この席で、兼家は、息子の道長を雅信の娘・源倫子に婿入りさせて欲しいと持ちかけます。
雅信は 道長の身分が低いことなどを考え縁談に乗り気ではありません。しかし猫の小麻呂を探している倫子に道長との縁談を打診すると、倫子はまんざらでもない様子です。

(道兼倒れる)
986年1月、権中納言となった藤原義懐は、花山天皇からの命として「公卿の会議は当分開かない」と伝えました。
当然、公卿たちはこれに反発します。特に兼家は「帝とて誤りを犯されることはある。それをお諌め申さぬままでは、天の意に背く政となり、世が乱れかねぬ。」と声をあらげます。そして、頼忠・雅信とともに花山天皇に直訴に行こうとします。その時、兼家は、その場で倒れ、意識を失います。

意識を失った兼家は、そのまま屋敷に運び込まれますが、意識は回復しません。
長男・道隆が父の代理を務めている席に、長女・詮子がやってきて、自分には左大臣源雅信が味方についている。左大臣家に道長を婿入れする話も進めておると言い放ちます。
(藤原忯子の霊憑依)
父・兼家の回復を願い、道隆・道兼・道長の3兄弟が僧や安倍晴明陰陽師たちが集まり、祈禱を行います。

やがて、霊魂が降りてきて「返せ…命を…返せ…子を返せ!自分は藤原忯子だ」と名乗り、道長につかみかかります。
道長は、父や兄が安倍晴明を使い藤原忯子と、そのお腹の子を呪い死に追い込んだことを道隆から聞きショックを受けます。

清明花山天皇に、兼家に亡き藤原忯子の霊が取り憑いていることを聞くと「死ね!死ね右大臣!」と言います。

(淋しい次男坊)
ある日、まひろの父・為時が内裏の書物を整理していると、兼家の次男・道兼が現れました。道兼は、為時に、父親の兼家が、ほとんど眠っている事を伝えます。

ふと為時は、道兼の腕にあざがあるのに気づきます。道兼によれば、前夜、一瞬気が戻った兼家が腕を打ったのだと言い、病に倒れ、生死をさまよいつつも私を嫌っておる、といいます。

道兼は、「小さい時から、父に可愛がられた覚えはない。いつも殴られたり、蹴られたりしておった。病に倒れ、生死の境をさまよいつつも、私を嫌っておる。自分はどこに行っても嫌われるのだ」と語ります。

そして、今は花山天皇の側に上がっても、「兼家の子」というだけで遠ざけられるというのです。
(母の仇)

数日後、道兼が為時の屋敷に「一緒に酒を飲みたい」とやって来ました。
・・・と、そこに、偶然、和歌の勉強会から帰ってきましたまひろもやってきました。

突然、道兼と遭遇したまひろは、母を殺した道兼の姿を見て動揺し、自分の部屋に逃げ込みました。

まひろは、気を取り直し、母の形見の琵琶を持って、父と道兼の前に出ていきました。

まひろは、「このようなことしかできませぬが…お耳汚しに…」と琵琶を演奏します。
道兼は、まひろの演奏を見事だと褒め「誰に習ったのか」と聞きました。
まひろは母に習ったと答えます。
道兼が「母御はいかがされた?」と聞くとまひろは「7年前にみまかりました。」と答えます。
道兼が「それは気の毒であったな。ご病気か?」と尋ねます。
ここで、しばらく間が空きます。まひろの父・為時は、まひろが「母を殺したのはあなただ」と道兼に言うのではないかとハラハラします。
しかし、まひろは病死したと伝え、その場を去ります・
道兼が帰ったあと、為時は、まひろに「よく辛抱してくれた。」と頭を下げました。
まひろは、「私は道兼を許すことはありません。されど、あの男に自分の気持を振り回されるのは、もう嫌なのです。」と答えます。

(傷)
道兼は、兼家の子というだけで花山天皇に邪険にされます。その姿を見かねた、まひろの父・為時が「道兼様は右大臣様のお子ながら右大臣様には疎まれておられます」と花山天皇に告げます。すると、花山天皇は道兼を呼び戻し、痣のついた腕をつかみながら笑います。

(盗賊の正体)
その晩、藤原兼家の屋敷に盗賊が入ります。盗賊たちは、逃げようとしましたが、取り押さえられました。道長が駆けつけ、盗賊の1人の顔を見ると、それは直秀でした。

(つづく)