日刊  おっさんの人生これから大逆転だぜえ!(日本史+史跡+旅情報)

普通の会社員の“おっさん”が、パワースポットや史跡、戦跡を巡った記録です。旅行に出かけるときの参考にしてね! 史跡や歴史から学び 運気を上げて、“人生大逆転”を狙います。

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プレミアムフライデー

 

 

11月29日(金)はプレミアムフライデー

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毎月最終金曜日は、政府が定めたプレミアムフライデーです。

実施から2年あまりがたちましたが、おっさん的には普及した感じが全くしません。

というか、プレミアムフライデーの存在さえ忘れていました。

 

 

プレミアムフライデーとは)

 プレミアムフライデーは、「毎月最終金曜日は、早めに仕事を終えて余暇に過ごしましょう」と日本政府と経済界が提唱した消費喚起のキャンペーンで、2017年(平成29年)2月24日(金)から実施されました。

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プレミアムフライデーは、午後3時に仕事を終えることを奨励する「働き方改革」とも連動しています。

「月末の金曜日は、仕事を早く終えて、旅行に行くなり、仲間と飲みに行くなりして

過ごすことで、消費をしましょう!」ということです。

つまり消費を伸ばすことが目的でした。

 

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経済産業省は、プレミアムフライデーに関してHPで

個人が幸せや楽しさを感じられる体験(買物や家族との外食、観光等)や、

そのための時間の創出を促すことで、

(1) 充実感・満足感を実感できる生活スタイルの変革への機会になる

(2) 地域等のコミュニティ機能強化や一体感の醸成につながる

(3)(単なる安売りではなく)デフレ的傾向を変えていくきっかけとなる といった効果につなげていく取組です。

との説明があります。

経済産業省HPのプレミアムフライデーに関する記述】

 

 このプレミアムフライデーは、法令化されたわけでも義務化されたわけではなく、

導入するしないは企業の判断に任せられています。

 しかし、「月末に15時で仕事を切り上げて街に繰り出す」ということは、実情・現実とは乖離しているようです。

実際問題として企業の多く、特に金融業は月末は、企業の月次決算作業があるので、

早く退社することが難しいと思います。

さらに、デパートなどの販売業、レストランなどの飲食業界にとっては、プレミアムフライデーは稼ぎ時なので、そこで働く人たちが「15時で帰ります」というのは難しいでしょう。

 

おっさんの周りでは、「今日はプレミアムフライデーだ!!」と口にする人は、

1人もいません。

「今日はプレミアムフライデーなので割引します」あるいは

プレミアムフライデーなので●●をサービス」というポスターも全く見かけません。

 

ゼネラルリサーチという調査会社によりますと、「現在お勤めの会社でプレミアムフライデーは導入しましたか」というアンケートに対し「実施した」と回答した企業は10.1%でした。

このことからも明らかのようにプレミアムフライデーは定着していません。

それどころか、風化しそうです。

 

風化した制度と言えば、サマータイム

日本は太平洋戦争に負けGHQに占領さえ、1948年(昭和23年)から1951年(昭和26年)までサマータイムが実施されました。日本全体が戦後の焼け跡から一生懸命復興しようとしていた時期です。

おっさんの母親(昭和4年生まれ90歳)は、このサマータイムを体験していますが、「余計に働くだけで、なんだかわからないうちに終わった」と話しています。

風化と言えば2000円札はどこに行ったのでしょうか。2000年の沖縄サミットを記念して発行したのに、ここ5年は確実に見ていません。話にもなりません。

 

同様にプレミアムフライデーも、いつの間にか人々の意識から消滅していくのでしょうか・・・。

 

 【プレミアムフライデー推進協議会公式サイト】

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