2021年(令和3年)3月25日(木)より 2021年7月に開催される東京五輪の聖火がスタートします。
おっさんは2019 年(令和元年)7月29日に新宿にある東京都庁で期間限定で公開された
五輪目メダルと聖火のトーチを見てきました。
【東京五輪メダルと聖火トーチカを見てきた時のブログ】
(聖火)
近代オリンピックでは、1924年のパリ大会まで聖火はありませんでした。
1928年(昭和3年)のアムステルダム大会の時には、スタジアムの外に塔を設置し、
そこに火を灯し続けることをはじめ、それが現在の聖火となりました。
しかし聖火リレーは、まだありませんでした。
1936年(昭和11年)にドイツのベルリンで開かれた五輪で、初めて聖火リレーが始まりました。
五輪発祥の地ギリシャのアテネから五輪開催地のドイツのベルリンまで聖火を持った
人がリレーをしました。
これは数年後の第二次大戦時のドイツ軍の侵攻ルートの下見にもなりました。
前回、1964年(昭和39年)の東京五輪のときには、聖火は、ギリシャから聖火を空輸するための特別機の「シティ・オブ・トウキョウ号」で、アジアを経由してアメリカの統治下にあった沖縄に到着しました。
当時は、太平洋戦争が終わり20年もたっていない時期で、日本軍が侵攻した東南アジアでは、まだ反日感情が強く残っていました。
アジアで初めて開催される五輪と言うことで、アジアにも配慮したためです。
また、沖縄は米軍統治下でした。沖縄が日本に復帰するのは1972年(昭和47年)の事です。沖縄に到着した聖火は大歓迎を受けます。
聖火は、沖縄本島を走り、空路で沖縄から鹿児島、宮崎、北海道に運ばれ、北海道から2つのルートに分かれ合計4つのコースで全都道府県を巡りました。
JOCの記録によると、地上リレー総距離6,755km、リレー総区間は4,374区間、参加リレー走者10万713名とあります。
おっさんのいとこも当時高校生で、聖火リレーに走ったそうです。
NHKのHPにそのことをまとめたHPがありました。
(2021年の東京五輪日程)
2021年(令和3年)7月23日から8月8日までの17日間、東京都を中心に開催されます。
17日間で 33競技339種目が42の競技会場で実施されます。
となると連日TV番組は、競技開始前が「今日の見どころ」、競技、競技後は「今日のハイライト」、そして「明日の見どころ」・・・と朝から晩まで1日中五輪一色、新聞も雑誌も五輪記事ばかりになるでしょう。
(東京五輪の主な競技日程)
五輪の開会式に先立ち、開会式2日前の7月21日午前9時、福島あづま球場のソフトボールの試合と、サッカーの予選があります。
7月23日の開会式当日には、アーチェリーとボートの競技が開始します。
7月24日午前8時30からは射撃女子10mエアライフル個人。さらにその日には、アーチェリー、自転車競技ロードレース、フェンシング、柔道、テコンドー、ウエイトリフティングでも決勝戦が行われ、合計11種目でメダリストが決まる予定です。
7月31日は柔道混合団体、トライアスロン混合リレー、射撃混合トラップ団体のほか、4会場でサッカー男子準々決勝が開催されます。
8月1日は、陸上競技男子100m決勝、体操男女種目別決勝4種目、テニス男子シングルス決勝、フェンシングは最終日で男子フルーレ団体決勝、競泳もこの日は最終日で5種目の決勝が行なわれます。
8月7日は、サッカー男子決勝、女子マラソン決勝、野球決勝、バレーボール男子決勝などが行われます。
大会最終日8月8日には、男子マラソンが札幌で実施されます。
2021年(令和3年)3月25日、
10周年を迎えた東日本大震災の被災地・福島から