高層ビル・サンシャイン60がそびえ立つサンシャインシティの隣にある
豊島区立東池袋中央公園には、「平和の碑」があります。
(サンシャイン60一帯は、かつての巣鴨プリズン)
東京・池袋のサンシャイン60があるサンシャインシティの一角には、かつて巣鴨監獄所がありました。
巣鴨監獄所は、GHQ占領下は巣鴨プリズン、日本が独立を回復した後は、巣鴨刑務所、さらに東京拘置所と名称を変えました。
終戦後1948年の(昭昭23年)12月23日に極東軍事裁判で死刑判決を受け巣鴨プリズンに収容されていた、東條英機、板垣征四郎、木村兵太郎、土肥原賢二、武藤章、松井石根 、広田弘毅の7名の絞首刑が執行されました。
【東京裁判について書いたブログはここです】
(東池袋中央公園は絞首刑場跡)
サンシャイン60の隣には、豊島区立東池袋中央公園があります。
この東池袋中央公園の一角に「平和の碑」があります。
この石碑がある場所は、スガモプリズンの絞首台があった場所とされています。
この石碑の正面には「永久平和を願って」と彫られています。
その背面には文章が彫られています。
「第二次世界大戦後、東京市ヶ谷において極東軍事裁判が課した刑および他の連合国戦争犯罪法廷が課した一部の刑が、この地で執行された。戦争による悲劇を繰り返さないため、この地に前述の遺跡とし、この碑を建立する。昭和55年6月」
またここは、第二次世界大戦中の1944年(昭和19年)に、スパイ事件として有名な
リヒャルト・ゾルゲとその協力者の尾崎秀実の死刑も執行されています。
<<東池袋公園内の平和の碑の行き方>>
住所:東京都豊島区東池袋3-1-6