2022年(令和4年)11月12日(土)開催の
江戸幕府倒幕で活躍した
長州藩の奇兵隊やその他の隊士の慰霊祭に
参列してきました。
(東行庵)
慰霊祭の会場は、山口県下関市吉田にある東行庵(とうぎょうあん)。ここは幕末に
活躍した高杉晋作を偲んで建てられた庵で晋作の墓がある広大な敷地です。
この名前の「東行(とうぎょう)」とは、歌人・西行(さいぎょう)にあやかり、「西」に対抗して反対側の「東」をつけた高杉晋作自作の「号」です。
入り口正面には高杉晋作像があります。
(高杉晋作の墓)
下の写真が高杉晋作の墓です。
おっさんも参拝・・。
なお高杉晋作の墓は京都、萩にもあります。
高杉晋作の功績は多数ありますが、その1つが奇兵隊を組織したことです。
(奇兵隊士の墓)
東行庵には奇兵隊創始者の高杉晋作の墓とともに、奇兵隊の隊士たちの顕彰墓地があります。
白石正一郎に関してはここをご覧ください。
(慰霊祭参列)
この東行庵で2022年(令和4年)11月12日(土)午前10時半、奇兵隊と諸隊士の慰霊祭が開催されました。
式は140基が祭られた奇兵隊及び諸隊士墓地下にある広場で行われ、遺族を含む約60人が参列しました。
「奇兵隊及び諸隊士諸精霊」との文字が刻まれています。
慰霊祭は、毎年11月の第2土曜日に開催されているもので、2022年(令和4年)は、27回目です。
慰霊祭は10時半に始まり、最初に読経が行われました。
その後、参列者全員の焼香があり、祝電披露、詩吟奉納で11時半に終了しました。
(4月には晋作忌に参加)
東行庵では、2022年(令和4年)4月14日には高杉晋作の慰霊祭である東行忌があり、
参列してきました。
東行忌の詳細は下をクリックして御覧下さい。
今回慰霊祭が開かれた東行庵一帯は、春には梅や桜、初夏の菖蒲、秋の紅葉・・と
色とりどりの四季を楽しめます。
【東行庵公式HP】
<<奇兵隊及び諸隊士合同慰霊祭が行われた東行庵への行き方>>
下関の市街地からはちょっと遠い。
(1)JR小月駅からバスで14分、「東行庵入口」バス停から徒歩で5分
(2)車では小月ICから車で10分
TEL:083-284-0211
維新の功労者の1つ奇兵隊・・。
身分の差を超え新国家建設のため戦った勇者たちです。