日刊  おっさんの人生これから大逆転だぜえ!(日本史+史跡+旅情報)

普通の会社員の“おっさん”が、パワースポットや史跡、戦跡を巡った記録です。旅行に出かけるときの参考にしてね! 史跡や歴史から学び 運気を上げて、“人生大逆転”を狙います。

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脂肪の塊・脂肪腫摘出手術を受ける(その2:いよいよ手術、そして入院)【脂肪種手術体験談】 

右の脇に脂肪の塊ができて12年。。。
大きくなったので摘出することになりました。

そこでは、手術前、手術後、抜歯後、
手術1か月後など数回に分けてお伝えします。
2回目となる、今回は、いよいよ手術です!!

★この体験記が、同じように脂肪腫摘出手術を受ける方の参考になれば幸いです。

 

(出会いは2011年:平成23年
2011年(平成23年)の春に、その存在に気がついたものの、当時の医者が、「今すぐ切らなくてもいいですよ」と言うので放置していた脇の脂肪腫
そして月日は流れて12年、脂肪腫はゆっくりと成長し、その大きさが目立ってきました。
しかも歩くとき、腕にあたるようになったんで、面倒になってきました。

2023年(令和5年)9月14日の撮影。右わき腹の脂肪の塊は、鶏の卵の大きさです。

実際に鶏の卵を置いて比べてみました。卵とほぼ同じ大きさです。

(脂肪の塊)

2023年(令和5年)9月14日(金)に、近所の総合病院の形成外科で、医者に診てもらいました。
下はMRIの画像です。よく見ると2つに分かれているのがわかります。 

 

またエコーでみたら・・。

 

で、9月28日(木)午前9時半に、摘出手術をすることになりました。人生初手術です。

当然、会社には事情を話し、それまでに仕事の引継ぎを行い、手術当日と翌日は有給休暇を取得しました。
病院からは、手術の1週間前から、体調状況を記述するシートをもらいました。

正直、手術は痛くないだろうか・・・と、手術が近づくにつれ緊張してきました。
やっぱり痛いのは嫌ですからね。。。


【脂肪摘出】
手術いよいよ 
摘出手術:2023年(令和5年)9月28日(木)を迎えました。

朝6時に起床。病院からの説明通り、朝7時半以降は水も食事もとらず、病院には朝8時半に到着しました。受付を済ませ、荷物を病院事務の人に渡します。この方が荷物を病室まで運んでくれます。
そして、病院が用意した患者用手術服に着替えます。
下の写真が手術着です。血がついたりしても良いように、また衛生の面からも、紙製の使い捨てです。

そして点滴をします、これが手の甲に針を刺しますが、痛い!!

実は写真を撮りましたが、あの恐怖と痛さを思い出すので、写真を消しました。

(手術開始)
点滴を歩いて引っ張りながら9時半に手術室に入ります。TVドラマでよく見る手術室そのものです。
ピッピッピッという、おなじみの手術室の電子音が聞こえます。
まさか自分がそれを体験するとは・・・

(80年代のアイドルを聞きながら)
看護師さんが5人くらいいて、まずは、「何か好きな歌手はいますか?リラックスできるように手術中は音楽をかけますよ。」というので、おっさんはWINKのベストと中山美穂のBESTをリクエストしました。(年がバレるなあ。。)
まさか80年代後半のアイドルたちの歌を聞きながら手術をするとは、考えてもいませんでした。

(手術開始)

点滴をつけたまま、ベッドに横になり身体を固定します。
おっさんが手術する部分は、右の脇なので、右脇が上に行くように横に寝て、手術中に身体が動かないように、枕をだっこして背中に板をあてるなどしていきます。
そして準備が整うと手術する部分だけが見えるように穴が開いたシートをかぶせます。

やがて、医者が「じゃあ手術を始めます」と言い、「まずは麻酔をうちますね」と。
チクリとする感触が立て続けにチク、チク、チクと痛みますが、点滴の針を刺すときの痛さに比べればたいしたことないです。やがて麻酔が効いて痛みもなくなりました。
この間、看護師のリーダーの方が、ずっと傍らにいて、おっさんの手を握っていてくれました。人生初手術で、注射などに超弱い、おっさんいは、これはありがたかったですね。感謝!!
今回は、局部麻酔だったので、なんとなく摘出をしている感触が感じましたが、麻酔のおかげで痛さはありませんでしたし、摘出したときの感触もありませんでした。
手術中の先生の話も聞こえました。
こうして10時に始まった手術は、医師の「取れましたよ」と言ったあと「じゃあ縫いますね」という声があり、「はい、終わりです」と言う声で12時に終了。実に2時間の
手術でした。
術中は麻酔が効いていたので、痛さは感じませんでした。
そのあと、医者が摘出した塊を見せてくれました。赤ちゃんの握りこぶし大で結構大きいです。触るとグミみたいにブニュブニュしています。血管が絡んでいてそれを焼いて切断しながら腫瘍をとったそうです。
こうして2011年(平成23年)から共同生活をした分身=脂肪の塊ともお別れとなりました。

その後、立ち上がろうとしましたが、麻酔が効いてフラフラなので、ベッドに車がついたストレッチャーで入院部屋まで運ばれました。これもTVでよく見るシーンですが、人生初体験です。

(入院生活)
こうして脂肪摘出手術は終了。体力回復のため入院しました。今回は2人部屋の窓側でし。病室では、20分おきに体温と血圧を測ります。
それ以外はベッドの上で自由に過ごして良いのでパソコンを持ち込んでyoutubeや映画を見て過ごしました。

左手に点滴、右は患部、胸には心電図と、それぞれつながっているので、トイレに移動するのが大変でした。

脇の患部と胸には心電図の装置をつけています。

(2本の点滴)
点滴は、抗生物質と痛み止めの2種類を翌朝の8時まで続きました。
点滴の量を増やすと管から流れる量が増え、血管が膨らみ、液体が流れ込むのが、わかります。点滴につながれたままでは、少しでも動くと点滴の針がズレ血管に突き刺すのではないかと思いビクビクしていました。(そんなことはめったにないそうです)

(患部の状況)

今回摘出した右脇腹には、ガーゼが張られました。ナースコールを押そうと右腕を動かすと、患部の筋肉が伸びるので、引きつって痛いです。
ズキズキして痛く、タオルで巻いた氷を患部に当てていました。

夕方6時には夕食が出ました。下がそれです。午後6時は普段は会社で働いている時間で、夕食はいつも夜8時頃なので、今回は、夕食の時間帯が違うのですが、普通に食べることができました。

(入院中の過ごし方)
入院中は、パソコンを持ち込んでyoutubeの動画やネットサーフィンをして過ごしました。
やはり1番大変だったのは、移動ですね。左手が点滴、右は患部、身体には心電図と、3つがぶら下がっているので、トイレに行くたびにそれらがひっかからないように、気を使い移動しました。
また、立ち上がったり腕を伸ばしたりと、身体を動かす時には、どうしても患部の肉も動くので、これが痛かったし、手術からまだ半日しかたってないので、傷口がパかッと開いたらどうしようかと、心配でした。

夜の10時に消灯となり眠りにつきます。しかしチューブでつながっているので、寝返りを打ってもいいのかと不安でした。また、看護師さんが夜明けまで数時間ごとに点滴の交換にくるので、どうしてもになって目が覚めます。
そういうわけで、熟睡はできませんでした。

翌日は朝5時半に目が覚めました。
朝8時に点滴終了。ようやく点滴から解放されました。このときの開放感!!自由に動いても大丈夫なので凄く気が楽になりました。

8時半に医者が診断に来ました。患部のガーゼをはがし、確認したところ、手術後の患部は良い感じになっているので退院のOKをもらいました。
しかし、まだ患部はズキズキ痛みがあります。
こうして、薬をもらい、自宅治療の注意点を聞き、手術の25時間後となる11時に退院します。自宅での療養が始まります。

次回、自宅療養編へ続く・・・