日刊  おっさんの人生これから大逆転だぜえ!(日本史+史跡+旅情報)

普通の会社員の“おっさん”が、パワースポットや史跡、戦跡を巡った記録です。旅行に出かけるときの参考にしてね! 史跡や歴史から学び 運気を上げて、“人生大逆転”を狙います。

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【ガン検査の結果を聞くまでの不安と恐怖】体験者が語るガン細胞摘出検査を終え結果を聞くまでの心の持ち方、過ごし方

2023年(令和5年)10月16日(月)に、
膀胱の内視鏡検査を受けました。
そして3週間後に検査結果を聞きました。
この期間、
「ガンだったらどうしよう」という不安や恐怖が、
常に頭をよぎりました。
今回は、ガン検査を終え、検査結果が出るまでの期間を
どういう気持ちで過ごしたのか、
その体験談を紹介します。
私のこの体験が、同じようにガン検査の結果を
不安を抱きながら待っている方
への
情報提供及び参考になればと思います。
(いきなり血尿)
きっかけは2日連続の茶色の尿でした。
この尿を見て不安になり、朝1番で近所の総合病院の泌尿器科に行きました。
病院で検尿をしたら、血尿がありました。

下が、そのときの検尿結果です👇「潜血+3」とあります・・。う~ん

(膀胱ガンの可能性で人生初の膀胱の内視鏡検査)
医師からは「膀胱ガンの可能性があるから、今すぐ内視鏡で膀胱の中を見る」と言い2023年(令和5年)10月16日(月)人生初の膀胱の内視鏡検査を打受けました。
膀胱への内視鏡検査は、局部麻酔で、麻酔は注射ではなく、ゼリー状の麻酔を塗ります。また、時間も短いです。

その手順を紹介します。
①検査室に行き、下半身を脱いでタオルを巻き、手術用のイスに座ります。
②そのイスが後ろに傾き、ちょうど女性が出産するような形=股を開いた形になります。あおむけで両足を開いて挙げ、ひざを曲げるこの体勢は、砕石位(さいせきい)というそうです。
このとき腰の上でカーテンが張られます。このカーテンの向こう側で検査が行われるのです。

尿道の先端部が消毒され、その後、先端部にゼリー状の麻酔が塗られます。これは尿道の入り口から中まで塗られます。そして10分間そのままで過ごします。

④10分後、ゼリー状の局部麻酔が効いたころ、医師が「それでは始めます」と言い、尿道内視鏡(軟性ファイバースコープ)を入れます。この時、痛みはありませんが「入っていく・・・」という独特の感触があります。
⑤同時に内視鏡の先端から生理食塩水を注入しながら、尿道内を観察します。膀胱内に生理食塩水を注入することで膀胱を膨らませ、膀胱の表面に、腫瘍や異常がないかを、観察し、適宜、写真を撮影します。
自分が寝ている隣にはモニターがあるので自分の尿道から膀胱を見ることができます。また、同時に組織の生検を行います。これは後日ガンかどうかの検査にかけます。
⑥最後は、いつの間にか内視鏡(軟性ファイバースコープ)が抜かれ終了。

。。。こうして15分ほどで膀胱鑑検査(内視鏡検査)は終了しました。違和感はあるものの検査直後は歩けます。

内視鏡で見た結果)
こうして、人生初の膀胱の内視鏡検査を終え、15分後くらいに医者に呼ばれました。
先ほど自分の尿道を入っていった内視鏡からの映像を医者と見ながら「腫瘍もなく、傷もない」ということを知らされました。
医者は、なぜ血尿になったかは断定できないが、今後は、水分を十分に摂ることを勧められました。
さらに今回摘出した細胞はガンかどうかの検査にかけることとなりました。
この検査結果は3週間後にわかるとのことでした。

(細胞の検査結果までは不安の連続・・)
さて、膀胱に内視鏡を入れ、中の細胞を摘出し、それがガンがあるかどうかの検査にかけたわけですが、この検査結果の発表までは、もしガンが見つかったらと思うと不安の日々でした。
・・というのは、おっさんは兄を肝臓ガンで亡くし、同級生も40代で膵臓ガンと大腸ガンで死亡していて、ガンは身近なのです。
また、膀胱に内視鏡を入れたことからか、頻尿や尿道痛などの違和感がなかなか消えないので、「これも膀胱ガンのせいなのか」」と不安が増します。
そのような状況下、ネットでガンに関する記述や体験を読み、一喜一憂したり、不安を解消するために仲のいい友人に電話しまくったり、とにかく落ち着きません。
また、急に体重が減ると「ガンなのか・・・」と思い、とにかく悪い方向に物事を考えてしまいます。
ガンだとしたら、ガンの闘病生活は辛いだろうなあと、不安に包まれます。

【不安や恐怖を取り除くために行った方法】

(がん情報センターに相談)

国立がん研究センターが運営する公式サイト「がん情報サービス」があります。
ここでは、ガン治療で不安なこと、痛みやつらさ、治療費のことなど、がんに関する、さまざまな相談に対応しています。
無料かつ匿名、極秘で相談してくれますので、詳細は下をクリックして御覧下さい👇

(とにかくノートに思いをぶちまける!)

検査結果が出るまでの、どうしようもない不安、恐怖・・・これをなんとかしようと、取り組んだのが1冊のノートに、思いのたけや疑問、不安をドンドン書いたことです。
とにかく日々の記録や身体の状況など不安事項を書きました。
また、朝からの身体の状況も時間を書いてメモしました。そうしないと落ち着かないので、毎日小さな事でもドンドン書き綴りました。

下は、検査発表当日の記述です。↓

(私を変えた1通のメール)
そんなとき、検査発表前日に、先輩が1通のメールをくれました。

検査結果を控え心配だと思います。
しかし悩んでも悩まなくても結果は同じなので、今は深く考えずに、今の不安のエネルギーを明日以降のやるべき行動に残しておきましょう。
私の父は、前立腺ガンが見つかり、その時は家族全員で落ち込みました。しかし治療を行い20年経ち90才を越えた今も、薬を飲みながらも元気で自宅で暮らしています。
検査で何もなければOKです。
そして.万が一の場合になっても、今は医学や医療技術が進歩していますので、
たくさんの選択肢があります。
ですから落ち込む必要はありませんよ

このメールを読んだとき、心が晴れました。勿論、人間の気持ちは単純には切り替えることは難しいのですが、「先輩の御尊父も乗り越えてきたんだ。どうにかなる」と思うと気分が楽になりました。

(検査結果)

そして膀胱内視鏡検査から3週間が経過した2023年(令和5年)11月6日(月)午前11時に検査結果を聞きました。検査結果は「異常なし」・・・安堵しました。

「ああ良かった」・・・・これが正直な感想でした。
もし、ガンが見つかった場合は、早期発見早期治療を目指す予定でした。

(血尿は何だった?尿検査の数値から推測できること)
膀胱の内視鏡検査も、また摘出した細胞の検査でもガンでなかったと言うことで安心しましたが、じゃあ、血尿は何だったのか?これが気になります。
ここで尿検査での数値を今一度みてみます。
数値を見ると今回、検尿で「尿タンパク±」「ケトン体2+」「潜血3+」でした。

背景を考えると、この1週間前に、久しぶりに筋トレを再開しましたが、休んだ分を補うために内容をハードにしました。さらにウォーキングも追加し、結構バテバテでした。
実際、整体に行き診てもらったところ「右の腸腰筋のねんざ」との診断を受け整体治療中です。
どうも、このあたりに、今回の血尿の原因があるかも知れません。

検尿で「尿タンパク±」「ケトン体2+」「潜血3+」でしたが、思い当たることは。。。

尿タンパクは、腎臓に異常がない場合でも、激しい運動の後には、陽性反応が出やすいと考えられています。

また、ケトン体は、炭水化物を制限したり、激しい運動をすると、十分な糖質を得られずに、体内に蓄えてあった脂肪をエネルギー源として用いるようになるために通常時よりも多くのケトン体が作られ、結果として尿中にケトン体が多くでて陽性を示すことがあるそうです。確かに米食を朝晩食べない日が何日もありました。
そして、激しい運動をすると血尿になる人もいるそうです。
うーん。。いずれも当てはまります。

勿論、おっさんは医師でも栄養士でもないので、これが正解かはわかりません。推測です。

ガンの検査をして結果を聞くまでは、
つい悪い方へと考えがちになり、
不安や心配を抱えると思います。
おっさんの体験記が、
そういう方への解決の何かのヒント及び
参考になればと思います。