日刊  おっさんの人生これから大逆転だぜえ!(日本史+史跡+旅情報)

普通の会社員の“おっさん”が、パワースポットや史跡、戦跡を巡った記録です。旅行に出かけるときの参考にしてね! 史跡や歴史から学び 運気を上げて、“人生大逆転”を狙います。

MENU

1式戦闘機 隼が英国駆逐艦パスファインダーを大破!  2月11日ラムリー島の戦い

戦争末期、日本軍の情勢が厳しくなる中、
戦闘機が英国の2,200t級駆逐艦パスファインダー
攻撃し大破させます。

(陸軍1式戦闘機 隼)
海軍の零戦と並び戦争で活躍した名機、陸軍1式戦闘機隼。
この隼が太平洋戦争終戦の半年前、すでに日本軍の戦況が不利になっている時期で、
見事な戦果をあげます。

(ラムリー島の戦い)
ラムリー島はビルマにある島で、1945年(昭和20年)1月21日に、英国軍がこの島を奪還するために上陸し、約1ヶ月間日本軍と戦闘します。

(撤退の援護として)
2月9日、日本軍はラムリー島からの全軍撤退を命令します。
そして、2月11日に、撤退の援護のため、日本軍は航空機でイギリス軍の封鎖艦隊を
排除しようと飛行第64戦隊の一式戦闘機隼12機が出撃します。

そのうち、池沢軍曹機と池田軍曹機の2機が、イギリスの2,200t級駆逐艦パスファインダーに攻撃を定めます。

(急降下爆撃で2発の直撃弾)
2機の隼は急降下爆撃を行い、駆逐艦パスファインダーの艦尾に2発の直撃弾を浴びせます。このためパスファインダーは大破し戦線を離脱します。

その後パスファインダーは、イギリス本国に曳航されますが、損傷が激しく使い物にならず廃艦となりました。
一方、無事爆撃を終えた2機の隼は低空飛行で無事帰還、他の隼機も全機無事帰還しています。

日本の戦闘機が、
戦争末期の不利な状況にもかかわらず、
駆逐艦を大破しています。