日刊  おっさんの人生これから大逆転だぜえ!(日本史+史跡+旅情報)

普通の会社員の“おっさん”が、パワースポットや史跡、戦跡を巡った記録です。旅行に出かけるときの参考にしてね! 史跡や歴史から学び 運気を上げて、“人生大逆転”を狙います。

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海上保安部の関門海峡での展示訓練を見てきました!

関門海峡
海難救助やテロなどの不審船を想定した
海上保安本部の訓練が行われました。


(海の守り海上保安本部)
四方を海に囲まれた日本。その海からやってくる不審船や密入国船などを取り締まるのが海上保安本部です。

そして朝鮮半島・中国大陸に近い九州北部海域などを管轄するのが第七管区海上保安本部です。

2022年(令和4年)11月19日(土)午後1時、関門海峡に面した福岡県北九州市門司港で、
この第七管区海上保安本部が展示訓練を行いました。

下の写真は会場となった関門海峡。中央に見える橋が本州と九州を結ぶ関門橋
画面左が本州山口県下関市、右が九州福岡県北九州市門司区です。

公開訓練は、展示訓練と呼ばれていて、今回は巡視船艇やヘリコプターを動員して2つ実施されました。

 

(船内の急病人のヘリコでの搬送)

最初は、海上での船の急病人の救助を想定した訓練です。
船内で急病人が発生し、ヘリコによる移送をするという想定です。
船の上にヘリコが来ました。

このヘリコは「はまちどり」というそうです。


到着したヘリコプターは、船の上空でゆっくり伴走しながらロープを使い海上保安官が船に降りこみます。


船上の急病人役を上空で待機しているヘリコプターに素早く運びます。

そして、船から離れ病院に移送します。

無駄がないテキパキとした動き、さすがです。素晴らしい!

(テロ対策)

続いてテロ対策の訓練も行われました。
こちらが不審船役の巡視艇「はやぎく」。

ドクロマークがあり、わかりやすい不審船。

巡視艇が不審船を追いかけます。

不審船の上にいる不審者。

不審船を追いかける巡視艇「ひこかぜ」。

「直ちに停船せよ」の文字が読み取れます。

もう1つの巡視艇「はやさくら」が追いかけるが、停船しない不審船。

「停船しないと射撃するぞ」と不審船に何度も警告。
しかし停船しないので威嚇射撃で海面に銃を撃ちます。

手を挙げて降伏する不審船。

巡視艇が近づき、不審船に乗り込みます。

船に乗り込み不審者を捕獲。

こうしてテロリスト役たちを抑え込み鎮圧し訓練は終了。
これも手際がよく素晴らしい動きです。

 

急病人の搬送も不審船対策も、動きが俊敏。
この方々が日本の海を守ってくれています。

 

第七管区海上保安本部

今回、展示訓練を行った第七管区海上保安本部は、福岡県北九州市門司区に本部が
あり、略して「七管(ななかん)」と呼ばれています。
七管は、福岡県、佐賀県長崎県大分県山口県西部を管轄し、さらにそれらに接続する日本海西部及び東シナ海を担任海域とし、約1,500人で海上保安業務を行なっています。
本部の事務所として管内全域に巡視船艇65隻、測量船1隻、灯台見回り船1隻、中型ジェット飛行機2機、中型飛行機2機、中型ヘリコプター2機を配備しています。

第七管区海上保安本部公式HP】

https://www.kaiho.mlit.go.jp/07kanku/

 

海に囲まれた日本の海の守り・海上保安本部。
日々、私たちの生活を守ってくれています。
感謝です。