日刊  おっさんの人生これから大逆転だぜえ!(日本史+史跡+旅情報)

普通の会社員の“おっさん”が、パワースポットや史跡、戦跡を巡った記録です。旅行に出かけるときの参考にしてね! 史跡や歴史から学び 運気を上げて、“人生大逆転”を狙います。

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大学入学共通テストの判定が予備校で違う!

 

大学入学共通テストで河合塾は判定A, 
駿台・ベネッセは判定C 全然違うじゃん!
これはどっちを信じればいいの??

 

(共通テストお疲れさまでした!)

国公立大学入試の第一関門となるのが1月に行われる大学入試共通テストですね。
この共通テストが終わった当日の夜10時くらいになると、大手予備校のホームページに
解答速報が掲載されます。

さらに数日後は各予備校が合否判定を出していて、それを使うと志望校の合格可能性がわかります。

 

大学入学共通テストの得点で志望校の合格可能性を出すシステムは

河合塾では「共通テストリサーチ」


駿台・ベネッセは「データネット」


東進は「共通テスト合否判定システム」です。


(ほとんどの受験生が利用)

これらの3つのシステムは、ほとんどの高校で加入するよう言われているそうで、共通テストでの判断は、データの母集団が大きければ大きいほど、正確な判定が出ることになります。

その規模は、河合塾の共通テストリサーチや駿台のデータネットは約40万人(約8割)の受験生が、東進の合否判定システムは受験生の約6割が利用しているそうです。

 

なお判定は次のような目安でつけられています。
 河合・東進はA(80%~)B (65%~)C (50%~)D (35%~)。

一方、駿台ではA(80%~)B (60%~)C (40%~)D (20%~)。
ということで判定がAでも、その内訳が全部同じというわけではないので注意しましょう。

 

 ということで、そのシステムを使うと共通テストで獲得した点数で志望する大学の合格可能性に関してA・B・C・D・Eといった判定が出ます。
さらに志望校の志願者数や志望動向を見ることができますので、合格の可能性が高いからそのまま受験するか、それとも合格の可能性が低いから受験する大学のランクをさげるか、といった2次試験の判断材料になります。

例えば、大学入学共通テストと2次試験の割合が8:2と共通テスト重視の場合は、
共通テストの判定がAだとかなり安心して2次試験を受けることができますね。


(予備校により合格判定がそれぞれ違う!)

しかし!
共通テストでの判定予想ですが、
同じ点数なのに
河合塾駿台・東進、この3つで
結果が異なることがあります。

例えば「河合塾でA判定だったのに、駿台ではC判定だった」ということが起きる場合もあります。

 こうなるとどっちが本当なのか戸惑いますし混乱しますよね。

で、おっさんは河合塾駿台、東進にそれぞれ電話で聞きました。
でも当たり前と言えば当たり前ですが。「他校のことはわかりませんが、当社の判定を信じましょう」という回答です。
いったい何なんだああ・・・

 

ちなみ河合塾は1955年(昭和30年)設立、駿台予備校は1981年(昭和56年)設立、
東進ハイスクールは1976年(昭和51年)設立です。

ですから河合塾が1番伝統も歴史もあるし、全国展開して規模も大きいし、毎回共通テスト合格判定の参加者数も多いので、総合的に判断すると河合塾を信じていいのかなと思います。

 

河合塾の判定を信じ無事合格)

そうして河合塾で判定A、駿台ベネッセで判定Cだった人がいました。
その人は、ずいぶん悩みましたが、ここは河合塾の判定を信じ、志望校を変えずに勉強を続けて受験し、無事合格しました。

ただし、この結果だけで、じゃあ河合塾の判定だけを信じればいいかと言うとそういう訳でもないようです。
3つとも判定Aなら、かなり安心できますが・・。

 

(共通テストの合否可能性は参考程度に)

共通テストの判定予測は、あくまでも目安の1つであり、参考にはなりますが、100%信用してはいけません。

全受験生が参加しているわけではないし、結果を見て、志望校を変更する受験生も出てきます。また自己採点が間違っている可能性もあります。

ですから共通テストリサーチの結果がA判定だから絶対に受かる、逆に、E判定だから
絶対に落ちるということではなく、あくまで判断材料の一つとしての参考程度にとどめましょう。