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7月1日 溥儀2度目の皇帝となる! 3度皇帝になった溥儀の2度目の清朝皇帝即位 ~張勲復辟~

 

ラストエンペラーで有名な溥儀。
清朝満州国と2度皇帝になった人物ですが、
実はこの方、3度皇帝になっています。

その2度目の皇帝になったのが7月1日です。
世に言う「張勲復辟」です。

 

(張勲復辟:ちょうくんふくへき)

1917年7月1日、清朝の張勲が、勢力争いで政権を掌握し、清朝最後の皇帝だった溥儀、当時11歳、を復位させます。

これを張勲復辟(ちょうくんふくへき)と言います。

 

(張勲とは)

溥儀を再び皇帝に復位させた人物・張勲は元清朝の軍人・政治家です。日清戦争従軍後は、袁世凱の部下となりますが、その後、徐州を本拠とする大軍閥となります。

 

(溥儀、清朝皇帝に復位)

袁世凱が死亡した翌年の1917年、第1次大戦での対ドイツ参戦に関して大総統の黎元洪と総理の段祺瑞の対立が激化します。
すると、張勲は調停の名目で三千の兵を率いて北京に入りクーデターを起します。

そして7月1日に、清朝最後の皇帝だった溥儀を復位させます。

こうして溥儀は再び清朝皇帝になります。2度目の皇帝です。
下の写真は張勲復辟時の溥儀です。当時11才。

そして張勲自身は、議政王大臣兼直隷総督・北洋大臣になります。

しかし、この企ては段祺瑞の軍に敗れ、7月12日に崩壊し、溥儀は張勲の辞職と自身の退位を宣言します。
こうして溥儀の2度目の即位はわずか12日間で終わります。

 

その17年後、溥儀は3度目の皇帝・満州国皇帝になります。

 

 

溥儀の人生に関してはこの本がお勧めです👇

おっさんは、中学の時、読んで、溥儀は「凄い人生だなあ」と感じました。

 

 

 

7月1日は、
ラストエンペラー溥儀が
2度目の皇帝になった張勲復辟が起きた日です。