日刊  おっさんの人生これから大逆転だぜえ!(日本史+史跡+旅情報)

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大河ドラマ 光る君へ 第4話「五節の舞姫」ネタバレあらすじ 

おっさんは「光る君へ」を
平安時代の宮中を舞台にしたドラマと考えて見ています。
今回は第4話のあらすじです。

(再会)
左大臣宅に足を運ぶようになった、まひろは、ある日、左大臣宅から帰る途中で散楽を見に行き、偶然、道長と会います。再会する2人・・
そのとき、2人の後ろにいた散楽の女形のお面が割れました。
出てきた顔は、なんと、道長が間違いでとらわれた夜に屋敷の屛の上から、まひろを呼び出し、話をしてきた男でした。彼は直秀いう名前でした。

散楽が終わり、役者たちが去ろうとすると、まひろは、その男を呼び止め「この人はあなたに間違えられて、獄に入れられたのよ。謝って」と言いますが、男は「自分は何も悪いことはしていない」と言い立ち去ります。
(道長も正体を明かそうとするも・・)
その後、まひろは、道長と2人で話をし、自分が藤原の一族ではあるが身分が低い藤原為時の娘であることを伝えます。それを聞いた道長も、自分の正体を明かそうとします。しかし、そのとき、為時の友人・藤原宣孝が通りかかり会話は中断。まひろは家につれ帰されます。
まひろは、道長のことを、自分の履物を拾ってくれた人だと宣孝に説明しました。
そして、立ち去る時に、宣孝と話すふりをして大声で「散楽ってものを見たんだけど、大層面白かったから、次もまた行こうと思うの。」と言います。これは道長に、また来ることを伝えるためのものでした。

その道長が帰ろうとしているとき、塀の上から直秀が現れ「もう散楽には来るな。娘の心をもてあそぶのはよせ。右大臣家の横暴は、内裏の中だけにしろ。」と言い姿を消しました。

(人だから・・)
まひろの屋敷にもどる、宣孝は、まひろに、あの男には近づくな、師貞親王が帝になれば父・為時にも出世の道が開ける。今は大事な時だ・・と忠告します。

まひろは「その父が自分を間者にしています。人の道を解く学者の父が、反対のことばかり」と言うと宣孝は、「それは 父上が人だからじゃ。嫌悪感を抱きながらも間者の務めを果たすまひろもまた人だからだな」・・・と。なんともわかったようでわからない問答です。

(毒を盛ったなあ!!)
円融天皇の譲位と次の天皇の即位の日、さらに藤原詮子の子・懐仁親王東宮となることも決定します。
藤原実資は、次の天皇・師貞親王から、蔵人頭になってほしいと懇願されますが固辞し、師貞親王は荒れます。
ある日、詮子は円融天皇を訪ねていました。
円融天皇は詮子に「毒を盛ったのはお前と兼家か。懐仁が東宮となるため朕は引く。されどお前のことは、生涯許さぬ。二度と顔を見せるな!」と怒鳴り散らし扇を顔に投げつけます。
扇が当たり流血した詮子に円融天皇は「人のごとく血なぞ流すでない!鬼めが!」と言い立ち去りました。

一方、兼家のもとには道隆・道兼・道長の3兄弟もそろい、祝いの宴が催されました。
実は、この日は、散楽が上演される日でもありました。
道長は、まひろに会いに行こうと、宴を抜け出したかったのですが、兄・道隆から宴に出るように命じられたため、出かけることができません。

と、そのとき円融天皇からひどい扱いを受けた詮子が、宴の席にやってきて、兼家に円融天皇に毒を盛ったのかどうかを問います。

当然、兼家は知らんふり。詮子は激高して去って行きました。

(花山天皇
984年8月、円融天皇の甥にあたる師貞親王(17歳)が即位し、花山(かざん)天皇となりました。
花山天皇の誕生と同時に藤原為光の娘・藤原忯子が入内し、漢文の指南役を務めていた為時も12年ぶりに官職を得ます。
花山天皇の叔父にあたる藤原義懐は、帝の決定を遂行するのが、関白・左大臣・右大臣の役目であると援護します。 これに対し兼家は嫌悪感を示します。

兼家は、早く自分の孫を天皇にして、自分は摂政になりたいのです。
円融天皇の退位には成功したものの、次に即位した花山天が長く天皇の座に在位してしまえば、自分の孫が天皇になるのが遅くなってしまいます。それは、自分が摂政になるという目標が遠ざかるのです。
(倫子)

左大臣である源雅信が、娘の倫子に 次の帝への入内の話を持ち出しますが、倫子は気が乗りません。深夜。その土御門家に盗賊が入り、その中には 直秀もいました。

一方、宮中行事で姫たちが舞を舞うことになりました。左大臣を務める源雅信の娘の源倫子にもお誘いが来ましたが、倫子は花山天皇から関心がもたれることを恐れます。そこで「帝の目に留まらない自信があるわ!」というまひろが倫子の代わりに舞に参加することになりました。そして舞の特訓が始まります。

(五節の舞)
そして、ある夜、まひろは「五節の舞」という雅楽の一種で大嘗祭新嘗祭などの特別な場で演じる舞を演じます。
まひろが舞いながら、見物する公卿たちに目をやると、その中に、道長を発見しました。
このとき道長は居眠りをしていました。その道長をおこそうと、隣に座った者が、道長をつついていました。その男は!!!その男は、あの日、母を殺害した藤原道兼でした!!
まさかのことに衝撃をうけるまひろ。
さらに舞いが演じたあと、他の姫たちの会話から、「三郎が右大臣家の三男・藤原道長であること。母を殺した道兼は道長の兄であること」を知るのです。
つまり、三郎は母の仇の弟だったのです。。さあ大変!!

次回に続く。