日刊  おっさんの人生これから大逆転だぜえ!(日本史+史跡+旅情報)

普通の会社員の“おっさん”が、パワースポットや史跡、戦跡を巡った記録です。旅行に出かけるときの参考にしてね! 史跡や歴史から学び 運気を上げて、“人生大逆転”を狙います。

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大河ドラマ 光る君へ 第13話「進むべき道」ネタバレあらすじ 

平安時代の宮中を舞台にしたドラマ「光る君へ」。
第13話「進むべき道」のあらすじを見て行きましょう。

(兼家、頂点に!)
藤原兼家は、策略で花山天皇を退位させ、自分の孫である一条天皇を即位させ、自分は摂政になります。さらに息子たちを昇進させます。
4年後、一条天皇元服の日を迎えます。これで藤原兼家は朝廷のトップに君臨します。
その20日後には、兼家の長男である藤原道隆の娘・藤原定子一条天皇に入内します。こうして着々と権力の地盤固めが進みます。

(文字を知らないがために‥)
ある日、まひろはさわとともに買い物に出かけます。さわは、まひろの父親の為時の側室・なつめの娘です。なつめの死の時に出逢い、その後、まひろと仲良くなりました。
2人は、人買いが商人に子供を売り飛ばそうとするのを目撃します。
子供の母親は、子を売った覚えはないので返してほしいと訴えていますが、人買いは、「1人布一反で売る」という証文を持っていました。この証文には母親がサインをしていたのです。これは証拠になり、どうにもなりません。

その母親は、文字が読めなかったので、なんとなく証文にサインしたようです。
その様子を見ていたまひろは、子供を連れていくのを止めようとしましたが、逆に蹴られてケガをします。

結局、子供たちは売られてしまいました。

(文字を教えよう)
屋敷に戻り、ケガの手当をしてもらっていた、まひろは、「文字さえ読めたら、あんなことにはならなかったのに。文字を教えたい。」と言います。
その晩、まひろは庭で月を見上げ、道長と別れた日のことを思い出します。あの夜、まひろは「私は私らしく、自分が生まれてきた意味を探して参ります。」と道長に告げました。
今、まひろの中に「文字を教えることで、民を救いたい。」という思いが強く現れました。

(門下生)
ある日、まひろは市場で文字が書けることの大切さをしめすデモンストレーションを行います。そこに興味を示した少女が1人いました。「たね」という貧しい少女です。おの少女に、文字の読み書きを教えるようになりました。

(兼家の老い)
このころ、藤原兼家に老いが出てきました。会議の場で源雅信藤原道兼を間違えたり、いきなり関係ない話を始めたりして、周囲の人たちを驚かせます。

(明子)
道長は、には源倫子の他にもう一人妻がいました。
明子女王(あきこじょおう=源明子)です。
明子は、醍醐天皇の孫にして源高明の一の姫というこれまた高貴な血筋です。しかし969年に藤原兼家一家の策略で父親の高明は九州の太宰府に流されます。(安和の変)。971年に高明は罪を許され帰京しますが、政界には復帰せず京郊外に隠遁しました。

この源明子が、我が家を陥れた兼家への復讐に燃え、兼家を呪詛すると断言していていました。
兼家の娘で道長の姉の詮子は、高明の怨念で自分たちの一族に災いが起こるのではないかと恐れていました。
そこで、道長に明子を妻にすることを勧めました。道長が明子を愛でれば、高明の怨念がおさまるだろうと考えたからです。
それに納得した道長は明子を妻としました。
明子は兼家の異変を知ると、道長とともに兼家の屋敷へ向かいます。

兼家は、自己紹介をする明子に亡くなったはずの父親の高明は息災か?と尋ねるなどトンチンカンな事をします。

明らかに様子がおかしい父を目の当たりにした道長は、耐えられなくなって部屋を出ます。すると、明子は兼家が持っていた扇がほしいとねだりました。兼家は言われるままに扇を授けました。この扇が兼家の分身ということで、扇を手に入れた明子は呪詛に励みます。

漢詩の文)

このころ、まひろの父親の藤原為時は、まだ官職を得られずに無職のままです。
まひろは父の代わりに金を稼ごうと、いろいろな屋敷を訪ねては女房として雇って欲しいと頼みますが、どこも受け入れてくれません。

そのうち、その話が、倫子の耳に入りました。
倫子は、まひろのことを心配し、なんとか力になれればと、文を出します。
その文には、まひろに道長との間に生まれた娘・藤原彰子の指南役を頼みたいと書かれていました。

文を受け取った、まひろは、土御門殿の倫子の元を訪れます。
そして、まひろは倫子に「他の仕事が決まった」とウソをつきました。
このとき道長は、順調に出世して権中納言になっていました。
倫子は、まひろに、道長が大事にしまっていたという漢詩が書かれた文を見せました。

倫子は、実に長野もう1人の妻の明子が送った文だと思っていしていました、しかし、それはまひろが書いたものでした。まひろは、道長が自分からの文を大事に持っていたことにも動揺します。

倫子は「あちらとは、文のやり取りがあったのね…殿は、私には一通の文もくださらず、いきなり庚申待の夜に訪ねてみえたのよ、突然。」と言い、まひろは、道長が自分に別れを告げた夜に初めて倫子を訪ねていたことを知ります。

庚申待(こうしんまち)の夜は、神仏を祀って徹夜をするため眠ってはいけないと言い伝えられています。その夜、まひろは道長と会い、倫子と結婚することを告げられました。そのあとに道長は倫子と会ったのです・・・

そこに、道長と倫子の間に生まれた子である彰子が姿を見せました。まだ小さな幼児です。この彰子はわずか12歳で第66代天皇一条天皇の皇后となり、のちに後一条天皇後朱雀天皇という2人の子どもの母となります。

こうして倫子との話も終了し屋敷を出るとき、まひろは帰宅した道長と出くわします。

2人は立ち尽くし、見つめ合いました。
もう完全に恋愛ドラマですね。さあ、どうなる。次回に続く