日刊  おっさんの人生これから大逆転だぜえ!(日本史+史跡+旅情報)

普通の会社員の“おっさん”が、パワースポットや史跡、戦跡を巡った記録です。旅行に出かけるときの参考にしてね! 史跡や歴史から学び 運気を上げて、“人生大逆転”を狙います。

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戦前に建てられた平塚海軍共済病院の建物が今も!!~平塚共済病院~

神奈川県平塚市にある平塚共済病院は、
戦前の1932年(昭和7年)に竣工された
海軍共済病院の建物をそのまま使用しています。

(海軍共済病院とは)
神奈川県平塚市は海軍関係の都市として栄えました。
1919年(大正8年)には横須賀海軍共済組合病院の平塚診療所が設置されました。
ここは、平塚海軍火薬廠など、平塚市内にあった海軍施設に従事する方々とその家族を診療する海軍火薬廠の医務部でした。
そして1943年(昭和18年)には平塚海軍共済病院となりました。

(今も当時の建物が!)
平塚海軍共済病院が現在、敷地内に平塚共済病院ができています。
そして当時の遺構がわずかに残っています。
その1つ下の建物は、1932年(昭和7年)に竣工した平塚海軍共済病院本館で、当時のままで使用されています。

(防火水槽)
平塚海軍共済病院本館の手前にあるコンクリートでできた丸いもの。これは、防火水槽です。

(超貴重:病院を利用したであろう方々の運動会の映像)
先述のように平塚の海軍共済会病院は、海軍火薬廠で働く方々が利用しました。その海軍火薬廠で、1933年(昭和8年)、と翌1934年(昭和9年)に行われた運動会の記録映像が国立映画アーカイブ歴史映像ポータルに残されていましたので、リンクを紹介します↓
この運動会でけがをして海軍共済会病院に運ばれた人も、いかたもしれませんね。

<平塚海軍共済病院時代の建物は平塚共済病院内に>
平塚海軍共済病院時代の建物は、平塚共済病院内にあります。
病院正面ではなく、道路沿いのこの看板のある先に、当時の建物や防火水槽が残っています。

赤で囲んだ部分です。

<<平塚海軍共済病院当時の建物への行き方>>

JR東海道線 平塚駅からのアクセス
バス:北口7番のりばより、「共済病院前総合公園西」
下車1分(所要時間10分)

小田急線 伊勢原駅からのアクセス
バス:南口1、2番のりばより、「共済病院前総合公園西」
下車1分(所要時間20~25分)

住所:神奈川県平塚市追分9

当時の建物が今も使われているとは、驚きです!!