140円で合法的一筆書きの旅「JR大回り」に初挑戦!!
(「大回り」とは)
JRでは、「大都市近郊区間」という制度があります。
これは、乗客が大都市近郊区間内にある駅を移動する場合は、その大都市近郊区間内から出なければ、どのルートを通っても,本当に乗ったルートではなく「最も安くなる経路で運賃が計算される」ものです。これは合法でキセルではありませんよ。
鉄道ファンの間ではこの方法を「大回り」と呼んでいます。
それでは、おっさんもこのたび「完全合法140円の旅」を企画し初体験しました。
しかも行くなら、ただ行くのではなく、有名駅ソバを食べてこようと言う企画です。
日時:2019年(令和元年)6月22日(土曜日)
【原宿駅から出発!!】
スタートはJR原宿駅。
午前10時13分、原宿駅の改札で隣の代々木駅までの切符を購入。購入代金は140円。
朝10時半頃、山手線内回りに乗りました。
品川駅経由で秋葉原駅に到着。
(★当初、おっさんは“山手線外回り”と記述していましたが、これはおっさんの勘違いで、正確には“山手線内回り”が正しいです。“山手線内回り”は反時計回りですので、原宿から品川経由で秋葉原に向かったのは“山手線内回りです” 間違えてごめんなさい!
また、間違えを指摘いただいた方、有難うございました。2019年6月23日朝7時55分おっさん記述)
秋葉原駅では、お腹がすいたので総武線下りホームから通路に行く途中の左側にあるソバ屋「新田毎」へ。
店内部には10人くらい、お客さんはすべて男性。
店の正面【入り口左の黄色い看板】+店内の壁に「ステーキカレー1100円が土曜日は690円」と言う素晴らしいことが書いてあったのです。
しかし、まだこの時点でステーキとカレーを食べる自信がないので、この店の人気の「春菊天そば」を注文しました。430円。です。
写真のようにジャンボサイズの春菊天が素晴らしい!
麺と出汁のハーモニーがいい感じです。
秋葉原から総武線の下り千葉方面の各駅停車に乗車。途中、錦糸町駅で快速に乗り換え成田駅までいきました。70分近くありましたが途中寝ていました。
成田駅からは成田線で我孫子へ。景色がだんだん田園風景になります。
写真は、下総松崎(しもうさ まんざき)駅。
(当初、おっさんはこの駅の名前の読み方を間違えていました。申し訳ありませんでした。間違いを指摘していただいた方、有難うございました。2019年6月23日朝7時55分 おっさん記述)
我孫子駅到着。ここではマニアでは有名な「弥生軒」の「唐揚げそば」を注文しようとしましたが、ここが大人気!!
店内は満席で、しかも人が次から次へとドンドン入ってくるのでなかなか席が空かない!!
中にはどんぶりを抱えて店外で食べる人も!!なんという人気ぶり!!
ようやく店に入り1番人気と言う「唐揚げそば」を注文。420円。それがこれ!!↓
唐揚げがでかい!!!唐揚げの鶏はもも肉。化け物サイズ!!
このジャンボ唐揚げは、ソバの出汁につけて食べるとおいしいですよ。
部活帰りと思われる高校生男子集団がやってきてガンガン食べていて驚きました。
なお、この「弥生軒」は、かつて山下清画伯が働いていたそうです。
(日暮里→代々木:山手線内回り)
ソバを食べたので、帰路に向かいました。
行きと同じコースではいけないので我孫子駅から常磐線、日暮里で山手線に乗り換え代々木へ。
代々木駅には15時半過ぎに到着。そして140円の切符で有人改札を抜け外へ。
改札では何も言われませんでした。
原宿駅から隣の代々木駅には普通に行けば1駅で3分程度で行くのに、今日は食事や休憩、列車待ちの時間も含めて5時間近くかかりました(ちなみに原宿から代々木は歩いても40分程度で行きます)
今回のおっさんの140円の旅のルート↓【今回はおっさん手書きバージョンです】
ちゃんと一筆書きルートです。
(感想)
探検しているようなワクワク感があったし、疲れたら寝ときゃいいし、なんか得した感があるし、いいもんでした。
途中下車することもなく、駅ソバでお腹を満たすことが出来ました。
今回は、初体験と言うことで短いコースでしたが、次回は長距離に挑戦してみようかなあ・・。
(注意点)
1、「大回り」が適用できるポイントは大都市近郊区間の移動のみ
出発駅と到着駅の両方とも「大都市近郊区間」のエリア内になければ、この特例は適用されません。エリアはJR各社のウェブサイトで確認できます。関東の場合、JR在来線の大半は「東京近郊区間」という大都市近郊区間に含まれています。
JR東日本HPより
2.同じ駅を二度通るルートは不可、いわゆる「一筆書き」はOK
同じ駅を二度通ったり、後戻りはできません。
3.途中下車はだめ
4.有効期間は1日だけ
この4つのルールさえ守れば、大丈夫。「合法的140円の旅」が楽しめます。
駅の中にはトイレもあるし、食事も出来ることもあるし、車窓の風景も楽しめます。
(当初、おっさんはICカード使用不可と記述していましたが、SUICAなどの交通系ICカードの使用は可能です。間違いを指摘していただいた方、有難うございます。
2019年6月23日18時35分おっさん記述)
★「大都市近郊区間」は2019年6月現在、東京、大阪、福岡、新潟・仙台の5都市圏にあり、それぞれ「東京近郊区間」「大阪近郊区間」「福岡近郊区間」「新潟近郊区間」「仙台近郊区間」といいます。これは変更になることがあるので、ご自身がお住まいの管轄のJRに確認してくださいね。
さて、おっさんは「完全合法140円の旅」
次の第二段も考えますよ!!
皆さん、
お勧めのルートがありましたら教えてくださいね!!
【2019年6月23日 18時40分記述 今回はおっさんのミスが相次ぎ、記述間違えがありました。間違えをご指摘いただいた方々、有難うございました。そしてミスをして申し訳ありませんでした。】
<<編集後記 2019年6月23日(日)22時記述:今回の「完全合法140円の旅」には
これまでの、このブログ史上ダントツで様々なリアクションが寄せられました。
鉄道のプロの方々にはアドバイスや御指導を頂き、有難うございました。
おっさんは「140円の旅」では新参者ですが、これから何度か挑戦しますよ!!>>