2019年(令和元年)10月1日 消費税率が引き上げられました。
消費税10%実施初日のレシートです。
1、西友でジュースを購入(軽減税率のため消費税は8%)
2、天下一品で食事(店内食のため消費税率は10%)
3、セブン-イレブン・ジャパンでコーヒー購入
(テイクアウトなので消費税は8%、
ただしセブンイレブン独自のサービス=nanacoカード利用のため3%分還元)
小計税抜き93円に消費税8%がついて100円ですが、キャッシュレス還元で2円引かれて
結局98円!
4、ローソンでドリンクとタバコを購入
(ドリンクは消費税8%、タバコは消費税10%とバラバラ)
5、ブックオフで本とフィギア購入(すべて10%)
買い物によって税率が違いますねええ。
(今回の消費増税の特徴)
今回の消費増税で、税率は10%になります。
しかし、今回の大きな特徴は、日本で初登場となる「軽減税率」の導入です。
「軽減税率」とは、税率がこれまで同様8%に据え置いたもので、
魚や肉、野菜、牛乳などの飲食料品が対象です。
毎日の生活を送っていくうえで必要な食べ物や飲み物は税率を据え置いています。
(「軽減税率」は、すでにイギリスやフランスなどでも導入されています。)
一方、ビールやワインなどの「アルコール類」、「外食」は10%の税率が適用されます。
ただし、「外食」は、店内食の場合は税率が10%、テイクアウト、配達などの店外食は8%です。
(キャッシュレス還元)
2019年10月1日から2020年6月30日までの9か月の間は、「キャッシュレス・消費者還元事業」(以下、キャッシュレス還元施策)が実施されます。
対象店にはポスターが張られていますから、これを目印にしましょう。
このポスターがある対象店では、クレジットカードなどを使ってキャッシュレス決済で製品を購入すると最大5%のポイント還元が受けられます。
つまり、同じ値段の商品を購入した場合、消費税アップ分の2%は相殺され、逆に3%安く買えるという計算になります。
ここでは、お酒やタバコ、雑誌もポイント還元の対象というのがポイントです。
これまでタバコや雑誌は基本的に定価販売で、値引きはありませんでしたが、
10月以降はポイント還元の対象店で買うと、コンビニなら実質2%引き、
近所の書店がポイント還元の対象店舗なら、5%引きで手に入ります。これはお得です。
【消費税について書いたブログ】
(独自に税率を下げるサービスも)
また、お店によっては独自に自社のカードを使用した場合には税率を下げるサービスを設けるところもあります。
こうなると、同じ商品でもお店や購入方法で、支払う税率が変わってきます。
前回紹介したように西友は、セゾンカードで支払うと全製品3%の税を引きます。
(情報を収集し賢い買い物を!)
よく考えると、税率を考え知恵を張り巡らせても、わずか数円安くなるくらいなら
「無駄買いをなくす」、「もともと安い店で買うこと」も必要だと思います。
そのうえで、無駄な外食を避け、クレジット決済を増やす。・・こんなところでしょうか?
今回の消費増税導入で各店舗も様々なサービスを実施してきています。
自分の生活・ライフスタイル、収入と支出などを考え、
情報を収集して研究し
何が1番いい方法なのかを考えていこうと思います。