2020年(令和2年)6月4日(木)夜8時過ぎ、新宿にある東京都庁は、赤くライトアップ
されていました。
この赤いライトアップは、東京都が新型コロナウイルス感染に対して都民に警戒を促す「東京アラート発動中」を意味しています。
「東京アラート」は6月2日(火)に初めて発動され、3日(水)そして4日(木)と3日連続になります。
(東京アラート)
「東京アラート」・・・最近、ニュースでよく耳にする言葉の1つです。
「東京アラート」は、新型コロナウイルスに関して東京都が定める基準を超えたときに発動します。
これには、東京都が都民に「警戒すべき状況ですよ」と呼びかけるもので、罰則や外出自粛要請などを伴うものではありません。
(なぜ「東京アラート」??)
世界で猛威を振るう新型コロナウイルス。
日本では、緊急事態宣言は5月25日に全国で解除となりました。
これにともない東京都は、段階的に休業要請を緩和していく目安を公表しました。
しかし、感染状況が再び悪化する兆しをみせる場合には、独自に「東京アラート」を
出し、人々に警戒を呼びかけるようしています。
「アラート」とは、英語で「警報」という意味ですが、なぜ英語にするのでしょうか?「東京都警戒警報」のほうがわかりやすいと思うのですが・・。
(東京アラートの基準)
東京アラートが発動されるのは
①新型頃のコロナウイルスの新たな陽性者数が1週間平均で 1日あたり20人未満であること。
② 感染経路不明が50%未満であること。
③前の週と比べた陽性者の割合が1未満。
この3つの指標のうち、1つでも目安を超えた場合に都民に警戒を呼びかけるために
東京アラートが出されます。
(6月2日から3日連続「東京アラート」)
「東京アラート」は、6月2日(火)に初めて出されました。
「東京アラート」が出されたことを受けて、東京都庁とレインボーブリッジはそれぞれ午後11時すぎに、赤い色の照明が点灯されました。
この赤いライトアップは翌3日(水)そして4日(木)も続きました。
東京都のHPにはトップページに「モニタリング指標の状況」という項目で新型コロナウイルスの状況を発表しています。
【東京都公式HP】
東京都の新型コロナウイルスの最新感染動向も東京都のHPにて発表されています。
(「東京アラート」は夜8時点灯)
東京アラート連続3日目になる6月4日(木)午後7時55分、おっさんは新宿区にある東京
都庁前広場にいました。
この都庁前の広場にはカメラをかまえた大勢の人がいました。
都庁のライトアップは、午後8時までは青色です。そして都が「東京アラート」を宣言した場合には午後8時に赤くライトアップされます。
【午後8時前の東京都庁:2020年(令和2年)6月4日(木)】
【午後8時以降の東京都庁:2020年(令和2年)6月4日(木)】
ご覧のように都庁のツインタワーは午後8時から赤くライトアップされました。
少し離れて、新宿駅から都庁を見ると下のように見えます。
さらに、離れて中野区から見ると周りのビルと比べて、都庁だけが赤くライトアップされているのがわかります。
(新型コロナが早く収まりますように)
2020年(令和2年)は6月に入り半分が終了しましたが、その大部分の期間は、新型コロナウイルスの影響を受けています。
人々の暮らしもライフスタイルも経済もビジネスもコロナに振り回されています。
新型コロナが早く収まることを願います。