知る人ぞ知る首都圏で有名な
改札外に出る事ができない駅「海芝浦駅」に
行ってきました。
この「海芝浦駅」は、海に面し、なんと一般人は、改札口から外に出ることができないという珍しい駅です。
(運河に面した駅)
海芝浦駅は、場所的には、JR鶴見線の海芝浦支線の終着駅で、下の地図の赤い丸で
囲んだ駅です。
鶴見ー海芝浦の料金は160円です。
ご覧のように京浜運河に面しています。ホームのすぐ横は海です。
珍しい駅と言うことで、この駅で降りて写真撮影する人、記念に行ってみる、という
乗客も30人くらいいました。
ホーム横に広がる海、その先には京浜工業地帯が見えます。
この海芝浦駅は太平洋戦争前の1940年(昭和15年)11月1日に誕生しています。
現在は、JRの特定都区市内制度における「横浜市内」の駅として扱われています。
(改札から出ることができない駅)
海芝浦駅は、東芝の事業子会社の東芝エネルギーシステムズ京浜事業所が改札から隣接しているため、駅構内以外は、東芝エネルギーシステムズの私有地です。
そのため社員以外は改札口から出ることができません。・・と言うことから一般乗客が駅の改札を出ることができない珍しい駅です。
しかも東芝エネルギーシステムズ改札方面は写真撮影も禁止でした。
(往復料金支払いシステム)
海芝浦駅では、一般客が駅の外に出ることができないため、海芝浦駅に来た乗客が戻るには、この駅から折り返す電車に乗って鶴見に戻る列車に乗るしかありません。
そのためホームにはSuica用のタッチパネル2機が用意されています。
これで、まず海芝浦駅に着いた時に「出場」パネルにタッチし、降車手続きをして、
海芝浦駅までの運賃を支払います。
そして再び隣にある「入場」パネルにタッチし乗車の手続きを取ります。
(景色はいいし 海風も気持ちいい)
駅のホームからは、海に面しているため首都高速湾岸線の鶴見つばさ橋を見ることが
でます。場所的に、海風が心地よく吹いて、気持ちがいいもんです。
基本的に工場で働く方の通勤の足なので昼間の本数はかなり少ないです。
(行くときは計画的に)
上記の時刻表を見てわかる通り、電車の本数が限られています。
また、海芝浦駅は終点なので、帰り時は乗ってきた電車がこの駅で折り返し運転をします。
となると、海芝浦駅に到着して、次に出発するまでの時間を計算しておかないと、帰りの電車に乗るまでに数十分も、この駅で時間を費やすことになるという可能性が生じることもあります。
おっさんは事前に行きと帰りの時間を計算し、次のスケジュールで海芝浦駅に行きました。
海芝浦駅は、都心からでは1時間くらいで行けます。
「降りることができない駅」「運河に面した駅」という珍しい駅です。
しかも景色もいいし、海風も心地よいです。
是非一度足を運んでみてはいかがでしょうか?
<<海芝浦駅の行き方>>