日刊  おっさんの人生これから大逆転だぜえ!(日本史+史跡+旅情報)

普通の会社員の“おっさん”が、パワースポットや史跡、戦跡を巡った記録です。旅行に出かけるときの参考にしてね! 史跡や歴史から学び 運気を上げて、“人生大逆転”を狙います。

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南町奉行所


南町奉行所

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水戸黄門」と並んでTVで有名な時代劇「大岡越前」や「遠山の金さん」、「江戸を斬る」・・。

大岡越前」の主人公の名奉行「大岡越前守忠相」や遠山の金さんこと「遠山左衛門尉景元」が執務をしたのが南町奉行所です。

この南町奉行所は、有楽町駅周辺にあり、JR有楽町駅中央口前には「東京都指定旧跡

南町奉行所跡」と書かれた碑が立っています。 

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南町奉行所って何をするところ?)

南町奉行所」・・時代劇で、名前はよく耳にしますが実際は何をするところなのか、

よく知らないので調べてみました。

江戸町奉行は、寺社奉行勘定奉行とともに、徳川幕府の三奉行のひとつでした。

江戸町奉行は、南町奉行所と北町奉行所に分かれていていました。

南町奉行所は、江戸の町の南側、すなわち現在の有楽町の南側に位置していたこと

から、南町奉行所と名付けられました。

一方、北側には北町奉行所がありました。

 

南町奉行所は、北町奉行所と一月交代制で、将軍のおひざ元のお江戸の町の司法、

行政、治安維持を行うなど、警視庁と裁判所の役割を果たしていました。

 

南町奉行所は、1707年に常盤橋門内から数寄屋橋門内に移転し、幕末までこの地に

ありました。

南町奉行所では、北町奉行所が業務を行っている期間、いわゆる裏勤務のときも、

受け付けていた訴状の事務処理作業を行っていましたが、なにしろ当時の首都・お江戸、その作業量はすさまじい激務だったそうです。

南町奉行所は、およそ16時で閉まりますが、その後も山積みの訴状と格闘しなければならなかったため、残業は当たり前だったそうです。f:id:reiwa00502:20200611160308p:plain

 

(TVで有名なお奉行様)

この南町奉行所は、大岡越前こと、大岡忠相1717年から1736年の、20年ここで執務を行っていました。

また、北町奉行で有名な、遠山の金さんこと遠山左衛門尉景元も、北町奉行を務めた

あと、ここ南町奉行にも務めています。

この地で、わずか300年前に「大岡越前」の名裁きが行われたり、遠山の金さんが

働いていたと思うと、なんかワクワクしますね。

  

<<南町奉行所跡への行き方>>

JR「有楽町」駅中央口から徒歩約1分

東京都千代田区有楽町2丁目

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