枕元に出てきた幽霊を描いたという
“幽霊が描かれている掛け軸”を見てきました。
(幽霊が描かれた掛け軸)
2024年(令和6年)7月17日(水)、山口県下関市の永福寺で幽霊まつりが開催され、
そこで1年に1回だけ公開される幽霊が描かれている掛け軸を見てきました。
それがこれです。
アップでみますと・・・・・表情が怖いです・・・。
せっかくなので動画も撮りました。
(幽霊が描がかれている掛け軸にまつわるお話)
この掛け軸に描かれている幽霊のお話です。
およそ300年前、永福寺の門前にあった海産問屋で、一人娘が病で亡くなりました。
この娘の両親は仲が悪く争い事が絶えなかったそうです。
娘はなくなった後も仲が悪い両親の事を心配し、幽霊となって当時の住職の枕元に姿を現し、両親を諭してほしいと頼んだそうです。
そこで住職が、夫婦円満を願う娘の思いを伝えるために幽霊の掛け軸を描いたところ、両親は以後、仲むつまじく暮らしたという伝説があります。
(幽霊が描かれた掛け軸は特別室に)
この掛け軸は本堂の横にある特別室に飾られています
(永福寺)
会場となった永福寺は611年に百済から渡来した王子が、持仏の観世音菩薩像を本尊として建立したと言われる山口県最古の寺院だそうです。
御本尊の観音様にちなんで、このあたりは観音崎と呼ばれています。
下の写真は明治時代の本殿です。
毎年7月17日、幽霊まつり というお祭りが行われ、このときに幽霊が描かれた掛け軸が特別公開されます。
また、お堂の前で焚かれる線香にあたると無病息災で過ごせると伝えられています。
<<永福寺への行き方>>
JR下関駅から徒歩30分程度
住所:山口県下関市観音崎町8-2
(おまけ:おっさんの心霊体験)
おっさんは幽霊の存在を信じます。幽霊に逢ったこともあります。
・・・ということで、
幽霊が描かれた掛け軸、、、ゾーっとしました。