どうです、この眺め。。
手前にシャチホコがあります。
さらに大坂城の堀、そして奥には大阪の町が一望できます。
これは地上からおよそ50メートルのところにある大坂城天守閣からの眺めです。
天守の最上階にある展望台からは大阪が一望できます。
(秀吉の天守閣を再現)
大坂城天守閣は、1931年(昭和6年)11月7日に竣工しました。
鉄筋コンクリート構造で、大坂夏の陣屏風に描かれている秀吉時代の大坂城天守を
もとに再現されました。
左が徳川時代 右が豊臣時代の大坂城です。(大坂城の看板より)
(いざ!大坂城を昇る)
(歴史博物館)
大坂城の中はご覧の通り。
最上階の8階が展望台、その下には豊臣秀吉と大阪市の歴史を中心とした歴史博物館になっています。大阪の歴史や豊臣秀吉の生涯がよくわかります。
5階では大坂夏の陣屏風の世界でした。
大坂夏の陣の屏風図とミニチュア模型で解説しています。
おっさんが訪れたときは7階で秀吉の生涯展。
百姓のせがれから信長につかえ、大坂城を築きやがて天下統一を成し遂げ
さらに関白になり天下人になったその生涯を紹介しています。
(天守閣からの眺望OK)
さて,階段で8階の天守閣に到着。
さすがに上からの眺めは良好です。大阪城公園や大阪平野への眺望が抜群!!
東の方向から見た景色。遠くに大阪の街が見えます。
西方向を見ると・・
南の方向は・・。
北側は。。
赤く丸で囲んだ場所が、江戸時代の初期の1614年に、大坂冬の陣で勝敗を決めた
カルバリン砲が発射されたと推測される場所です。
【大坂冬の陣でカルバリン砲が発射されたと推測される場所のブログ記事】
大阪の街並み、さらに立派な黄金のシャチホコも見ることができました。
(戦争に巻き込まれた歴史)
日中戦争がはじまり1937年(昭和12年)11月からは、軍事施設が見渡せるため
軍により天守閣からの写真撮影が禁止となります。
その3年後には廻縁には出られないようになりました。
そして太平洋戦争中の1942年(昭和17年)9月には博物館自体が閉鎖となりました。
太平洋戦争末期に米軍の本土空襲が激しくなると、大坂城の天守閣や石垣は
焼夷弾や機銃掃射を何度も受けます。
特に天守の南西部と北東部には1トン爆弾を受けます。
そのため南西部の天守台石垣は傷つき、一部が欠けてしまいます。
また北東部の天守台石垣は大きなズレが生じ、歪んでしまいます。
(平成の大改修でバージョンアップ)
大坂城は1995年(平成7年)12月から1997年(平成9年)3月かけて、
いわゆる「平成の大改修」が行われます。
これによって現在の天守閣は、飾り金具や鯱などの金箔が更新されて
バージョンアップしました。
夜間にはライトアップされて、昼間とは違った幻想的な姿となります。
【大坂城の見どころについて書いたブログはココです】
<<大阪城天守閣>>
開館時間 午前9時から午後5時
休館日 12月28日~1月1日
入館料 大人600円 中学生以下無料
【大阪城天守閣公式HP:イベントの最新情報はこちら】
<<大坂城への行き方>>
(大阪市営地下鉄、谷町線)谷町4丁目駅1-B番出口、天満橋駅は3番出口。
(中央線) 谷町4丁目駅9番出口、森ノ宮駅1番出口か3-B番出口。
(長堀鶴見緑地線)森ノ宮駅3-B出口、大坂ビジネスパーク駅1番出口となります。
大坂城の展望、いいもんです。
大坂城見学に来たら是非昇りましょう。