当時の傷跡が今も残され、
地震の凄まじい破壊力を知ることができます。
（マグニチュード７．３）
1995年(平成7年）１月17日午前５時４６分に発生した阪神淡路大震災は、神戸市六甲から淡路島に延びる断層帯のズレから発生しました。
この地震のマグニチュードは7.3。震源地の淡路島北西部の野島断層周辺と、神戸市須磨区から西宮市の幅約１キロ、長さ約２０キロの地域では、国内初の震度7を観測しました。縦揺れの直下型地震として、地震の揺れの大きさでは東日本大震災を凌いでいます。
この震災関連による犠牲者は6434人。住家被害は全半壊が24万棟以上で、約46万世帯に及び被害総額は約10兆円規模に達しました。
(震災の傷跡を残す）
淡路島にある北淡震災記念公園の野島断層保存館には、阪神淡路大震災で露出した震源地の最も近い活断層「野島断層」が保存されています。
ここには、断層によるさまざまな地形の変化が観察できます。
ここでは、むき出しとなった断層や崩れた道路などが当時のまま展示しています。
この破壊された道路のアスファルトは、震災で起きた物をそのまま保存しています。
下の写真が震災で実際に壊されたときの写真です。
このように、断層のずれは長距離に渡り起きています。
係の人から案内を受けるおっさん。人間の大きさと比較して、この地震の規模がわかると思います。
各地でみられる地震によるズレ。
これなんか 完全にずれあがってますね。
自然の力でこうなったんですから、地震の力がいかに凄いか・・・。
（ メモリアルハウス）
施設の隣にはメモリアルハウスがあります。
ここは活断層のほぼ真横にありましたが、震災ではほとんど壊れませんでした。
家の塀や花壇の煉瓦がずれた様子もわかります。
被災直後のままの台所は、地震の衝撃により散乱したままの姿で再現し展示されています。この破壊力ですから、凄まじい様子がわかりますね・・。
(震災体験コーナーも）
また、近くには震災体験コーナーがあり、ここでは兵庫県南部地震と東北地方太平洋沖地震（東日本大震災）の震度７の地震の揺れの違いを実際に体験できます。
おっさんも体験しました。かなり揺れました。しかしおっさんはあらかじめ大地震がくると知っていて構えていました。
不意打ちに来る大地震とは、ずいぶん違うと思います。
【淡路島北淡震災記念公園 淡路市HPより】
そのほか、阪神淡路大震災に関して・・・
①神戸市に残る阪神大震災の傷跡を巡った時のブログ
②阪神淡路大震災追悼式に参加した時のブログ
【淡路島北淡震災記念公園】
入場料： 大人700円、中高生300円、小学生250円、幼児無料
＜＜淡路島北淡震災記念公園への行き方＞＞
淡路交通バス震災記念公園前下車、徒歩5分
神戸淡路鳴門自動車道「北淡IC」より10分
神戸淡路鳴門自動車道「淡路IC」より15分
駐車場：無料（普通200台、大型50台）
0799-82-3020
【この地図の左下にある四角い写真をクリックすると航空写真に変わります。】
東日本大震災の傷跡、
この目でしっかりと刻み
語り伝えましょう
