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大河ドラマ「どうする家康」ネタバレあらすじ第4話「清洲でどうする」

第4話「清洲でどうする」の世帯平均視聴率が13・9%で前回から0・7ポイント減でした。では、ストーリーを見ていきます。

 

(再会の準備)

松平元康が苦渋の末、織田方についたことで、駿府に残っていた三河勢は、裏切り者として厳しい処分を受けます。

一方、織田信長に協力することになった松平元康は、信長と面会することになりました。石川数正重臣からは、織田家とは主従関係ではなく対等な関係なのだから「信長と会うときは、最初が肝心で、決して相手に呑まれてはなりませぬ。目を見てそらさず、相手が頭を下げるまでは、こちらから下げてはなりません」など厳しくアドバイスをうけ面会時の練習をしていました。

また元康の家臣達は「清洲に行ったら殺される」とおびえます。しかし、石川数正
「そのときは一戦交える」と決断していました。

 

(再会)

1562年、元康は信長と会うために、叔父の水野信元に連れられて家臣達とともに清州城に入りました。

このとき機敏な織田の兵たちのふるまいに、元康の家臣達は感嘆し「これでは勝てない」とその兵の能力の高さに驚きます。

元康は柴田勝家に案内され信長がいる広間に入ります。
元康と信長、久しぶりの対面です。奥で座っている信長は存在感が十分で重苦しい空気が流れます。

この信長の存在感に威圧され、元康はあれだけ釘をさされていたにもかかわらず、自分から先に挨拶してしまいます。あ~あ貫禄負けです。

挨拶が終わると、元康たちは広間を後にしました。ここで水野信元は、先に帰ってしまいました。
元康は勝家に宿舎を案内され、世話係として木下藤吉郎と出会います。
木下藤吉郎。。のちの豊臣秀吉です。

藤吉郎は「サル」と呼ばれ、勝家から馬鹿にされ、蹴られるなど扱いもひどいものです。

 

(相撲)

その藤吉郎が「信長様が元康殿と相撲を取るのを楽しみにしている」と告げ、再び清洲城の広間に案内します。ここでは、すでにリングのような信長が元康と相撲をとる準備ができていて、2人は相撲をとります。その戦いは相撲と言うより格闘技です。

2人の戦いでは、元康が信長に善戦し、いい勝負でした。

やがて信長が元康を褒めたあとに、仮面をかぶった人が元康に挑戦してきました。
しかも木製の薙刀を用意しています。そこで元康も木製の槍を勝家から受け取り、2人は戦います。

この戦いで元康が勝ちますが、相手が女性であることに気づきます。この勇敢な女性は信長の妹・お市の方でした。

 

清洲の繁栄)

相撲の後、お市は、元康たちを清州を案内します。
その清洲の繁栄ぶりに元康は目を見張ります。

お市は「兄は、数年で何もかも変えてしまいました。桶狭間より後は、人も富も勝手に集まってくる。小牧山城から美濃を攻める。美濃を手に入れたら、西へ向かう。乱世とは愉快なものじゃ。」と言います。

元康が「乱世が愉快?」と問うと、「力さえあれば、何でも手に入る。愉快この上ない。ただし、男ならな。・・・すみません。つい、童のような物言いに戻ってしまいました。」と答えます。

お市は元康が人質時代に織田にいた頃、兄・信長のあとをおっかけていました。兄どうように相撲や水練をしたくて仕方がありませんでした。あるとき、市が川で溺れかけますが、そのとき助けてくれたのがまだ竹千代と呼ばれていた頃の元康でした。お市は竹千代に恋心を抱いていたのです。

 

(同盟締結)

翌日、松平と織田の同名調印の日です。
元康は正装して清州城に向かいました。清洲城では柴田勝家木下藤吉郎が待っていました。
柴田勝家から「織田は、何をおいても松平を助け、松平はなにをおいても織田を助ける。以上が、この度の盟約です。異論ございませんな。」と言われ、元康は署名をします。

さらに元康が「国境を決めておかねばならぬと思いますが。やはり、境川がよろしいかと。」というと信長は「それでよい。」とあっさり了承します。

また今川とは和議をした方が良いと意見すると、信長は元康の首もとを手で切るそぶりを見せた後、その頬を平手打ちします。
「情で自らを滅ぼすか」
そして、元康の顎に手をかけ「未だ白兎か・・今川は滅ぼせ。よいな」と言い放ちました。

お市をめとれ)

その後、元康は信長に呼ばれ、信長の妹のお市を嫁にするよう勧めます。この段階ですでに元康には妻子がいますが、信長はそんなことはお構いなしです。織田家松平家の結びつきを強くするためです。

この席で元康は「信長殿、私は臣下の礼をとりにきたのではありません。織田殿の軍門にも下っておりませぬ。むしろ、先の戦では勝っております。織田軍の守る丸根砦を崩し、大高城を守りました。」と言いますが、ここで大高城を囲んだのは今川義元を戦場に引き出すためであり、元康たちが兵糧を運び、勢いづいたところで出陣してきた義元の首をとると言う信長の戦術だったと知らされ、己の未熟さ信長の戦略の凄さを感じます。

 

(瀬名が夜伽の道具に・・)

その頃、駿府では・・。今川氏真は「瀬名の家である関口の縁者をひとり残らず打ち首にする」と言いますが、同時に「瀬名がある条件を飲めば助けてやらなくもない」と
提案しました。

その提案は、瀬名を側女にすることです!!正室でも、側室でもなく、瀬名は今川氏真の夜伽の相手となるのです。ああ!!なんと!!
かつて、氏真は瀬名に恋心を抱き、側室にしようとしていましたが、今も諦めていなかったのです!!

 

ある夜、瀬名は夜伽用に氏真に呼ばれます。瀬名にしのびよる氏真・・そのとき、瀬名は家のため夜伽を受け入れるものの、本心で氏真に心を許したわけではないということに氏真が気がつき激昂します。

 

お市さん)

一方、家康はお市から「兄が誰かと相撲をとったのは、10年振りでございます。普段は誰も寄せ付けないので、元康殿を気に入っておられるのでしょう。市は、心を決めました。元康殿を強い強い武将にいたします。兄をもしのぐほどの。」と告げられます。

 

そんな中、元康のもとに氏真から書状が届きます。書状の中身は、今川に戻らなければ瀬名の関口家は皆殺しにするというものでした。

さらに、瀬名の指を切った血で「たすけて せな」と書いた血判状も届きます。
ああ!!

そこで元康は、覚悟を決めてお市に会うことにします。しかし、それより先にお市が、状況を察知し「兄の申し付けとはいえ、か弱き男の妻になるのは、嫌です。この話、お断り申し上げたい。」と元康に話し、この話を破談にします。

そして元康とお市は、清州城の信長のもとに向かいました。

信長は元康に織田との盟約を破棄して、今川に戻りたいのかと聞きます。
それに対し元康は、「私は、信長殿をわが兄と存じております。兄上との約定をしっかりお守りいたします。今川領をことごとく切り取り、今川を滅ぼしまする。そして、妻と子をこの手で取り戻します。異存ございますでしょうか?」と答えます。

 

その後、信長は、お市と2人きりになり「初めて男にそっぽむかれる気分は?しかも、恋焦がれた男に。三河を攻めて、奴を殺してやってもよいぞ。」と言います。

お市は「そんなことをすると、兄上が武田や北条と相対することになります。やっかいごとは、白兎殿にやらせておくのがよいかと。そして大切になさいませ。兄上が、信をおける方は、あの方だけかもしれませんから。」と言います。

 

岡崎へ戻る途中、馬を走らせる元康の家臣たちが覚悟を決めていました、と同時に今川家では氏真が背後に今川義元の兜を置き、再興することを決意していました。

大きく大きく動いていきます。(つづく)