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大河ドラマ「どうする家康」 ネタバレ,あらすじ 28話「本能寺の変」

大河ドラマ「どうする家康」28話「本能寺の変」の視聴率は12.7%。前回より2.7%アップしました。

それではストーリーを見ていきましょう。

(信長の人格形成)

織田信長は、幼少期から「身内も家臣も誰も信じるな。信じられるのはお主ひとり、それがお主の道じゃ」と、父・信秀に厳しく育てられました。それが彼の荒々しい人格を形成しました。

その信長が滞在していた京都・本能寺が襲撃されます。本能寺に集まった人の中には、家康が信長を討ったと噂する人もいます。

(信長暗殺を決意するも・・・)

話しはさかのぼり・・・1582年5月29日、家康の元に織田信長が、わずか100ほどの兵で京都・本能寺に向かっているとの報告が届きます。
家康は「信長を討つ。わしが天下をとる。」と気合い十分です。

しかし、家臣は、「信長様を討ったとて天下が転がりこんでくるとは限らん。」や「信長の息子たちはどうする。天子さんは?公家たちは?」と疑問を投げかけます。

 

(堺ネットワーク)

本能寺の変の前日となる6月1日、家康は、堺に行きます。堺は、南蛮船が行き来する日本最大の貿易都市で、会合衆(えごうしゅう)と言われる有力町人達が集まり自治をしていました。
家康は堺を訪問し、商人とのネットワークを構築し、経済的な支援や鉄砲などの兵器を入手するルートを構築しようと考えていたのです。

この日は、津田宗及の屋敷に行き、堺代官の松井友閑や茶人と一緒に茶の湯を楽しんでいました。

 

(再会)

そして家康が今井宗久の館に行こうとしたときに信長の妹のお市と遭遇します。
お市は堺に家康が来たことを知り、どこかで遭遇できればとチャンスをうかがっていたのです。

堺で再会した2人は、家康の宿で語り合います。

家康とお市・・この2人は、お互いに伴侶を亡くしています。お市は、浅井長政が殺されて以降、再婚せずに暮らしていました。一方、家康も正妻をなくしましたが、以後正妻を得ていません。
お市は「私は、兄を恨んでおります。兄ほど恨まれておる人もおられますまい。でも、あなた様は安泰です。兄はあなた様には絶対に手をださないから。兄と家康殿は唯一の友だからです。」と言います。信長を殺すと決意した家康の心に刺さる言葉です。

さらに「兄は、みなから恐れられ、心を許すたった一人の友にもうらまれておられる。あれほど、孤独で哀れな人はいない。兄は、いずれ誰かに討たれるのであれば、あなた様に討たれたいと思っているはずです。兄が遠い昔に失ったものを持ち続けるあなた様がうらやましいのです」といい岐阜に帰りました。なんとも・・・

 

(家康、信長暗殺を断念)

一方、信長は、家督を継いだとき父の信秀から「心を許すのは1人だけにしておけ。こいつになら殺されてもいいと思う1人だけに…。」と言われたことを思い出します。

 

信長を殺すと決意し宣言した家康ですが、その心は揺らぎます。そして、いずれその時が来る、今はその時ではないと言われ、信長暗殺を断念します。

と、そのとき、茶屋四郎次郎から、信長が殺されたという知らせが入ります。信長を討ったのは、明智光秀でした。

一方、秀吉は信長が討たれたと聞き、すぐに戦っていた毛利と和議を結びます。そして引き返して「信長を殺した徳川の首を取る」と言いますが、弟の秀長から、信長を討ったのは明智光秀だと聞き驚きます。

信長を攻撃した明智光秀は、安土城での接待で恥をかかせた家康を生け捕りにして、
その口に腐った魚を詰め込んで殺してやる!と言います。

 

(信長死す)

光秀の襲撃で本能寺は炎上、そのなかで信長は謀反の張本人の明智光秀と対峙します。
光秀は信長に「貴公は乱世を鎮めるまでのお方、平穏なる世では無用の長物。そろそろお役御免で…」と言います。
信長は、自分を攻撃したのは家康と思い込んでいたようで、そのアテがはずれ「やれるのか、キンカン頭ー!お前に俺の代わりが!」と悪態をつき、みずから炎の寺の中に入っていきました。こうして信長は生涯を閉じます。

有名な燃える本能寺の中で敦盛を舞う姿は今回の大河ドラマでは描かれていませんでした。

 

(さらば狼)

一方、首を狙われることになった家康は、わずかな手勢で、山中を走ります。
道中、家康の頭には、信長に痛めつけられた嫌な思い出が次々と浮かびあがります、

と、そこに、落ち武者狩りがやってきて家康を襲います。なんとかそれをかわし、家康は皆のもの、誰も死ぬな、生き延びるぞと声をかけます。

そして信長に さらば…狼、ありがとう、我が友と 別れを告げます。。

次回に続く