日刊  おっさんの人生これから大逆転だぜえ!(日本史+史跡+旅情報)

普通の会社員の“おっさん”が、パワースポットや史跡、戦跡を巡った記録です。旅行に出かけるときの参考にしてね! 史跡や歴史から学び 運気を上げて、“人生大逆転”を狙います。

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2023年(令和5年)7月31日(月) 夏越祭に参列(北九州市 戸上神社)

1年の半分の罪や穢れを祓う神道の行事・夏越祭に
参列してきました。

 

(戸上神社)

今回、夏越祭に参加したのは、福岡県北九州市門司区にある戸上(とのうえ)神社。

宇多天皇の時代から1000年以上の歴史がある神社だそうで本殿もこのように立派です。元旦など多くの参拝客が訪れる北九州門司では有名な神社だそうです。

神社の入り口には、茅で作られた茅の輪が飾られていました。

 

(19時より本殿で神事開始)

2023年(令和5年)の夏越祭は、7月31日(月)の午後7時から戸上神社の本殿で、まず神事が行われました。参列者はおっさんを含め5人でした。

 

神社本殿での神事は以下の通りです。
・開始の太鼓

宮司が正面に一礼

宮司祝詞
宮司による参列者へのお祓い

宮司祝詞奏上

宮司玉串礼拝

宮司大祓い祝詞奏上

3人が太鼓、笛、鐘を演奏し、それに合わせ宮司が大祓いの祝詞を唱えます。

とても賑やかなものでした。

・参列者代表の玉串奉納
・全員で一礼し終了

・終了の太鼓

 

(茅の輪くぐり)

本殿での神事が終了し、次に全員で境内にある茅の輪くぐりに行きます。

 

茅の輪は、下の図のように左まわり → 右まわり → 左まわりと8の字を描くように合計3回、中をくぐって回ります。

宮司を先頭に茅の輪の前に立ち、ご本殿に向かって一礼をします。

そしてお祓いをします。

最初に「水無月の 夏越しの祓する人は 千歳の命 のぶというなり」と唱えながら
左まわりにくぐります。

一般の方も続々と続いて茅の輪をくぐります。

2回目も一礼をし、同様に唱えながら右まわりにくぐって茅の輪の前に戻ります。

茅の輪くぐりをする人がだんだん増えてきました。

そして3回目も一礼をし、同様に唱えながら左まわりにくぐります。


最後は茅の輪をくぐり本殿に参拝し、コレで終了です。

なお、茅の輪の両側には茅がくくられていて参拝者は自由に持ち帰りが可能です。

 

この戸上神社には、紀元節にも参加させて頂いています。

 

【戸上神社公式HP】

戸上神社への行き方:門司駅から徒歩15分程度
住所:北九州市門司区大里戸ノ上4丁目4-2

「夏越しの大祓い」という日本で古くから
受け継がれている神事。
大切に受け継いで行きたいものです。