日刊  おっさんの人生これから大逆転だぜえ!(日本史+史跡+旅情報)

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大河ドラマ「どうする家康」 ネタバレ,あらすじ 36話「於愛日記」

第36話「於愛日記」の平均世帯視聴率は9・9%で3度目の今作1桁台でした。

今回は、裏番組に、フジテレビのパリ五輪出場がかかったワールドカップバレー2023女子・日本×ブラジル」(後7・14~9・49 14・1%)がありました。

今回は家康の妻で2代将軍秀忠の母である於愛を中心にした話です。
ではストーリーを見て行きます。

(偽りの笑顔)
いきなり衝撃の発言から始まります。「私の笑顔は偽りでございます。殿のことは、心から敬い申し上げているけれど、お慕いするお方ではない。」於愛の日記につづられた文章です。なんとなんと・・・

— 元亀3(1572)年10月—
於愛が家康に嫁ぐ前の話です。
於愛は、夫を戦で亡くし、自分も自害しようとします。しかし、子供たちに見られていている事に気がつき踏みとどまります。
やがてお葉から「嘘でもいいから笑っていなさい」と言われ。いつも笑顔をつとめます。やがて於愛は徳川の侍女になりますが、笑顔を忘れません。

そして於愛は家康の側室となり、二代将軍になる秀忠を生みます。

さて、家康ともめている真田昌幸は、家康に沼田を明け渡すかわりに、家康の姫がほしいと言います。その要求に対し家康は該当者を探しますが、見つかりません。

家康は、本多忠勝の娘の稲をどうかと考えます。

於愛は、忠勝と稲を説得しようとしますが、稲は真田が嫌いだと言い、話がうまくいきません。

(北条上洛せず)

真田からの要求のほかに家康はもう1つ難題を抱えていました。北条は上洛を拒み、その態度に秀吉は攻めろと言います。しかし北条には家康の娘・おふうが嫁いでいるので戦は避けたいいものです。

そのおふうは、榊原康政北条氏直を説得していました。

北条氏政は、徳川は真田の領地・沼田を明け渡す約束を守っていないと言います。
家康は、北条との戦いは避けたいので、真田に本多忠勝の娘を出し、真田に別の領地を与えることで沼田から手を引かせる計画をたてます。

しかし、肝心の稲が「真田が好きではございませぬ」と、真田に嫁ぐことを拒否し、この作戦は進まないのが頭が痛いところです。

於愛は、好き嫌いではなく、それが戦国の女の役目だと説得します。

 

(新しい側室に夢中の殿下)
家康は、大坂城に向かいます。ここで秀吉の正室・寧々から秀吉が新しい側室に夢中だと聞かされえます。関白になって以降秀吉は暴走が激しくなります。

 

(千代が見つかった)

かつて武田の間者で家康に色々と仕掛けてきた千代と言う女性がいましたが、その行方を家康は探していました。
そんなある日、於愛が、目の不自由な人たちに施しをしていると、本多正信がやってきて、面倒なことが起きたと言います。
千代が元忠と良い仲になっているというのです。
家康は千代の行方を捜しているにもかかわらず、その千代を元忠が発見したのに、家康に連絡をせずに、かくまっているのです。

それを耳にした忠勝は、元忠が稲を真田に嫁がせようとしていたのは、真田の間者=千代に操られているからだと怒り、鳥居の屋敷に殴り込み大乱闘。

関係者が集められ、於愛が元忠に千代との事情を尋ねます。

元忠は、千代は、もう間者ではなく農作業で暮らす単なる農民だと言います。

しかし忠勝は、真田の忍びに操られていると言い、元忠は、千代が自分を慕っていると言います。

お互いの主張が交錯する中、於愛が千代にいいぶんを尋ねると、千代は「きっと偽りでございましょう」と答え「ずっとそうして生きてきた…、もう私のことは忘れて」と元忠に別れを告げます。

 

千代の言葉に、於愛は、「ずっと偽って生きてきた」のは自分だと気がつきます。

瀬名そして信康が自害し、家康が倒れたとき、「笑っていよう、たとえ偽りの笑顔でも絶えずおおらかでいよう。殿がまたいつかやさしい笑顔を取り戻す日まで」と決めた自分そのものであると。そして具合が悪いのか胸を押さえます。

やがて家康が姿を現し、元忠に「鳥居元忠、わが命に従わなかったこと言語道断。元よりわしは、千代を恨んでおらん。忍びとして探すために探したのではない。ただ、その身を案じておった。われらが望んでおったのは、忍びなどいらん世でおった。鳥居元忠の妻になるがよい。」いいます。

それを受けた千代は「今更、人並みの暮らしが許されるのか、お情けは無用」と言います。家康は、「幸せになることは生き残った者の務め、彦を支えよ、これは我が命じゃ」と命じます。

しかし、これでうまく収まるわけではありません。平八郎は、「千代が真田の忍びであるという疑いは晴れていない。寝首をかかれてからでは遅い」と反対します。すると稲が、自分が真田に入り込み、真田が元忠の寝首を掻いたら自分が真田の寝首を掻く。平八郎に武芸を仕込まれてきた私にならできる。夫婦を為すのは女子の戦、真田家、我が戦場として申し分なし。本多忠勝の娘としてその名に恥じぬように立派に務めを果たして参ります。」と宣言します。

(於愛死す)
家康は今回の問題を収めてくれた於愛に礼を言い、於愛がいつも笑顔でそばにいてくれたからだと感謝します。

そして於愛は、家康に瀬名と信康のことを話してほしいと頼みます。

家康は、信康と五徳の祝言のときのことを話しながら笑います。この後、しばらくして於愛は亡くなります。

 

淀君登場)
さて、去る女がいれば登場する女もいます。

家康が頭を抱える北条と真田の問題は、「徳川から娘を嫁がせ真田は別の領地を差し出す」ということで良い方向に進みはじめました。
この動きに北条氏政が弟の氏範を秀吉に使わすことを決めたのです。これで問題は解決したと思ったら、そう簡単にはいきません。
秀吉は氏政がなぜ上洛しないかと不服で、沼田を真田にも分けろと言い「我が裁定に不服なら、滅ぼすまで」と。
秀吉の弟の秀長は「兄はますます、己の思いのままに生きるようになりました。もうなまりは使いませぬ。兄に厳しく意見できるのは、北政所様(寧々)と徳川殿ぐらい。私は病を持っております。もう長くない。秀吉の取り巻きには危険な者もいるから気をつけるように」と家康に忠告します。

と、そのとき銃声がします。1人の女性が銃で弓矢の的を撃ち抜くと女性の笑い声。
秀吉は「危ないねえではないか、またやって~。どうしょうもない女子だわ~」とたしなめます。
銃を手に現れた女性は「でも、当たりましたでしょう?殿下があまりにお下手で、見ちゃいられませんで」。秀吉は「おめえさんには敵わんわ~、もう。どうじゃ、大納言。驚いたろ。我が新たなる側室、茶々よ」
それは秀吉の側室・茶々は、母親のお市にそっくり、!

しかも家康に銃を向けてふざけるお転婆キャラ。この淀と家康はその後、大きな戦いをします。今回はその初顔合わせでした。