日刊  おっさんの人生これから大逆転だぜえ!(日本史+史跡+旅情報)

普通の会社員の“おっさん”が、パワースポットや史跡、戦跡を巡った記録です。旅行に出かけるときの参考にしてね! 史跡や歴史から学び 運気を上げて、“人生大逆転”を狙います。

MENU

大河ドラマ 光る君へ 第2話「めぐりあい」ネタバレあらすじ 

NHK大河ドラマ「光る君へ」第2話「めぐりあい」の
あらすじを見ていきます。

(父と娘)

母、ちやはの死から六年。15歳になった、まひろは成人の儀式「裳着の儀式」を迎えます。まひろの父・藤原為時が、ちやはが藤原道兼に刺殺されたことを隠して病死と偽っているので2人の関係は冷めています。
成人となった娘の姿を見て父・藤原為時は「これで婿も取れるし、子も産める」と喜びます。藤原為時は相変わらず、官職を得られないままで、藤原兼家から禄を得て東宮で漢文を教えていました。
一方、娘のまひろは、その知識と文才を生かし、家族に隠れて代筆業を行っていました。

この時代は、文字を書けない人も多くいました。そういう人が、文や歌を送りたいときに、その人に代わって文を書く仕事です。まひろは、客の要求に合わせた文や歌を作っていて、それに生きがいを感じています。
なお、この代筆業が紫式部となってからの物語を創作能力の基礎となったのかも知れません。

(勢力を拡大する右大臣一族)
右大臣・藤原兼家一族の三兄弟(道隆、道兼、道長)は、いずれも貴族となりました。
三男の三郎は道長と名を改め従五位下・右兵衛権佐という位を得て宮仕えをしています。
入内していた姉の詮子は円融天皇の皇子、懐仁親王(後の一条天皇)を産みます。
安倍晴明に依頼した呪詛のおかげか、ライバルである関白の娘と円融天皇との間には子が生まれませんが、道長の姉・詮子は皇子を授かったのです。これで父・右大臣・藤原兼家一族の勢力が増します。

しかし子どもができたものの、帝は詮子への足が遠のいてしまい、詮子は落胆します。
帝は、これ以上右大臣の勢力が大きくならないようにと考え子のいない関白家の娘・藤原遵子を中宮としていたのです。
(策略)
兼家は詮子が産んだ懐仁親王東宮に、そしていずれは帝にと考えていて、円融天皇天皇の座からひきずりおろそうと考えていました。
そこで、兼家は詮子に親王を連れて東三条殿に戻ることを持ちかけます。皇子を人質にとり、退位を迫ろうという考えでした、しかし詮子は気が進みません。

(再会)

高辻富小路の絵師の庵で代筆業を行うまひろですが、ある日、「代筆した歌を贈ったが、突き返された」と言われ、気持ちが晴れません。
帰り道で小石を蹴ると草履が飛んでしまい、散学を見ている男の頭に当たります。
すると、その男は、まひろに怒ることなく草履を履かせてくれました。
まひろが礼を言おうと頭を下げた時に、その男の足に傷跡があることを発見し、その男が三郎=道長であることに気がつきます。

こうして京の街で道長と、まひろが再会します。

道長はまひろに「あの日、約束の場所で菓子を持ってずっと待っていた。何故、来なかったのか?」と聞きますが、まひろは「あの日のことは思い出したくない、だから話せない」と答えます。
あの日のこと。。。道長と会う約束の日、先を急いでいたまひろは馬上の道兼とぶつかり、道兼が落馬。そして母は殺されました。悲しい出来事です。
まひろは、今は代筆業をしていることを伝え2人は再会を約束します。

(策略)

円融天皇が疎遠になった詮子のもとを久しぶりに訪れます。
詮子はこれまで帝の心を取り戻そうと文を出し続けていました。そんな詮子に対し、天皇は見苦しいと言い、文を投げ出します。詮子は天皇に、東三条殿に下がると告げますが、天皇は「懐仁親王は置いていけ」と答えます。

そんな帝に対し、右大臣・兼家は円融天皇の退位と自分の孫である懐仁親王の即位を画策し、息子・道兼に死なない程度の毒を盛るよう命じます。命を奪うのではなく、体調を崩させて退位を望むように仕向ける作戦です。
六年前に、道兼は、まひろの母を殺害しました。その時、一族に傷が付かないように父の兼家は、道兼の殺戮を目撃した従者の口外を恐れて始末しています。そのときの仮りを返せというのです。
(可能性)

朝廷内での皇位継承の動きがなにやら変な雰囲気になるなか、円融天皇の甥で東宮(皇太子)の師貞親王にも即位の可能性が出てきました。・・となると師貞親王漢籍の指南をしているまひろの父の為時にも出世のチャンスです。

(濡れ衣)
ある碑、まひろが代筆業をしていることが父・為時の耳に入り、まひろに代筆業を禁じます。そして、従者の乙丸に、まひろの監視をさせます。
同時に為時は絵師を訪ね、口止め料として米を渡し、口外することを禁じます。
そうとは知らない道長が、まひろに会うため工房を訪れますが、絵師に追い返されます。
道長は、これはまひろの作り話だったのかと、気を落とします。
一方、まひろは乙丸が居眠りをしている隙に外に出ます。と、その時、窃盗を働いた男が、まひろの近くを走り去ります。
追っ手に、「賊は何方に逃げたのか?」と問われたまひろが、実際の逃げた方向とは逆方向を指さします。偶然にもその方向に道長がいて捕まります。とんだ濡れ衣です。・・・というところで、続きは次回・・。