日本最初のお金の発祥地に行ってきたよ!
↑見てください!! このデカさ!!
「和同開珎」・・飛鳥時代に作られた日本最初のお金です。この「和同開珎」のふるさとは、埼玉県の秩父市黒谷にあります。
駅は、素朴で昭和初期の映画に出てくるようないい雰囲気の駅です
駅のホームは御覧の通り・・。
(「和同開珎」登場当時の背景)
慶雲5年、西暦708年、この地で精錬を必要としない銅=自然銅(和銅)が見つかりました。朝廷はこれを喜びし、元明天皇は年号を「慶雲」から「和銅」と改元しました。年号を変えるとはよっぽどですね!!
当時の大和朝廷は、中国の律令制にならい、様々な制度や仕組みを導入しましたが貨幣制度もその1つで、「和同開珎」は、中国の通貨「開元通宝」がモデルになっています。
(日本最古の通貨は??)
おっさん世代では、日本史の教科書で「和同開珎が一番古い貨幣」だと習ったのですが、最近では研究が進み、それより古い貨幣が出現しています。
それが
- 無文銀銭(667年~672年に作られた)
- 富本銭(683年に作られた)
・・・です。
ですから、大きく分類すると、「日本最初の貨幣」が「無紋銀銭」、本格的に流通した日本最古の「流通貨幣」が「和同開珎」ということです。
(金運アップの聖神社)
こじんまりとした神社ですが、ここに、「和同開珎」が。。
参拝すると金運が上昇するそうです。
(和銅遺跡)
聖神社から1本道をさらに15分程度山に登っていくと山中に自然銅の露天掘りの跡があります。ここで採れた銅が「和同開珎」になりました。
銅の露天掘り。見た感じよくわかりませんが・・・・。
そして何よりも目に付くのが。。これ↓
和銅の発掘現場にあるのが高さ5mの巨大通貨モニュメント。とにかくデカイ!!!
横に立つおっさんと比較するとその大きさがよくわかる!!
採掘跡の横には小川があります。ここで採れた銅を洗って都に送ったそうです。この小川で、お金を洗うとご利益があるというので、おっさんも洗いました。
おっさんも金持ちになりたーーい!!
(情報)
- 和銅黒谷駅をスタートして和銅遺跡から聖神社までの見学コースは2時間あれば十分回れます。
- 重要事項:駅、神社、採掘所周辺は飲食店がありません。おっさんは、セブンイレブンでパンを買い駐車場に座って食べました。近くで食事をする事は考えないほうがいいです。
<<行き方>>
【聖神社】 住所: 〒368-0001 埼玉県秩父市黒谷2191 秩父鉄道:和銅黒谷駅徒歩5分
【和銅遺跡】 住所: 〒368-0001 埼玉県秩父市黒谷1918 聖神社から徒歩15分