おっさんも見た!!部分日食観測に成功!!
2020年(令和2年)6月21日(日)、父の日&夏至の日の この日、
夕方4時ごろから6時ごろにかけて、日本全国で、太陽の一部が欠けたように見える「部分日食」が観測されました。
(2020年・令和2年6月21日(日)おっさん撮影)
(部分日食とは)
「部分日食」は太陽と月と地球が一直線上に並ぶことで,地球と太陽との間に月が入ります。
月が太陽の前を横切ることから、結果として太陽の一部が月に隠れる現象です。
日食が見られる時刻は地域によって多少の誤差はありますが、夕方4時ごろに始まり、
5時過ぎに欠け具合が最大になり、午後6時過ぎに終わりました。
国内ではおよそ半年ぶりとなる、この日食は南西に行くほど大きく欠けて見えるもので、太陽が最も隠れた割合は、札幌市が17%、東京都が35%、那覇市で79%となりました。
また、インドや中国などでは太陽が月に隠れてしまい指輪のような形に見える「金環日食」が起きネットで生中継していましたよ。
【国立天文台の6月21日の日食のHP】
https://www.nao.ac.jp/astro/sky/2020/06-topics03.html
(おっさん式部分日食観測方法)
日本列島で部分日食を見ることができた6月21日(日)、おっさんはその日、運よく
晴れた場所にいたので、最初から最後まで部分日食を見ることができました。
しかし観測用の眼鏡を持っていません。
でも大丈夫!手軽な観測方法があるのです!
やったーー
おっさんも部分日食を見ることができたぜええ!!
そこで観測する方法は2つ。
そしていずれも手軽なもので済ませる、費用0円!!
①ピンホールで太陽の形をとらえる
ピンボールは自作しました
ポテトチップスの円柱の底に穴をあけます。
下の写真のように底にあけた穴に太陽の光を通します。
おっさんもいい年して観測に頑張る!!
すると、穴を通って影の中に映った太陽の光は、欠けた太陽の形になっています。
下の写真は、今回2020年(令和2年)17時43分の太陽の形です。
なんと太陽が三日月形!!
17時47分にはこのように。。太陽が欠けているのがわかる!!
②鏡で太陽を映す
鏡で反射させた光を壁などに投影して映し出すと、欠けた太陽の形を確認できます。
おっさんは小さな鏡で太陽の光を反射して壁に光を当てました。
下の写真は17時40分の太陽です。
(スマホのレンズゴースト)
今回、日食をスマホで撮影した仲間から写真が届きましたが写真をよく見ると、
下の写真、赤い矢印部分に 欠けた太陽が見えています。
そのほかにも太陽を撮影すると、輝く太陽の近くに欠けた太陽が映っています。
これは、スマホで撮影する場合に強い光にカメラを向けた時に現れるゴーストと言う
現象だそうで、これで欠けた太陽を映し出すことができました。
ただし、これは反射なのでさかさまに映るそうです。
ゴーストは幽霊の事だが、こんな幽霊なら大歓迎だぜええ!!
(2012年・平成24年5月20日:日本の大部分で皆既日食)
記憶に新しい皆既日食は2012年(平成24年)5月20日には、皆既日食があり日本のほとんどの地で見ることができました。
昼間なのに太陽が次第に陰ってしまい、薄暗くなり、また明るくなることを体験しました。何とも言えないものでした。皆既日食・・これはなかなか体験できませんが実に
いいもんですよ・・。
(次の日食)
日食、今回見逃した人もまだまだチャンスはあります!!
次回、日本で日食が見られるのは3年後の2023年(令和5年)4月20日14時から15時で、
南西諸島、九州南部、紀伊半島、関東東海の海岸部などで、ごく小さな部分日食になる見通しです。
その次は2030年(令和12年)6月1日で、北海道で金環日食、全国で部分日食を見ることができます。
次は、おっさん式日食観測方法で是非見て下さい!!
おっさんも長生きして次も次の次の日食も見るぜええ!!
【国立天文台公式HP「日食一覧」】
https://www.nao.ac.jp/astro/basic/solar-eclipse-list.html
ということで6月21日(日)は部分日食が起き、
普通のおっさんでも十分観測できました!!