コロナがなければ 7月22日からは東京五輪でした
新型コロナウイルスの影響がなければ2020年(令和2年)7月22日から1964年(昭和39年)以降2度目となる東京五輪が開催されるはずでした。
(延期した東京五輪まで1年!)
そして、延期された東京五輪は2021(令和3年)の7月23日に開催予定となっています。開催まであと1年です。
下の写真は五輪のメイン会場となる 新国立競技場です。
(2021年の東京五輪日程)
2021年(令和3年)7月23日から8月8日までの17日間、東京都を中心に開催されます。
当初の予定では東京五輪は、2020年(令和2年)7月22日から8月9日の日程で開催されるはずでした。
五輪の中止はこれまで何度かありました。これは世界大戦中に開催時期が重なったためです。しかし延期となるのは史上初です。
2020年に予定されていた聖火ランナーも延期となりました。
おっさんは、2019年7月には、新宿都庁に展示されていた東京五輪の聖火を見に行きました。
【東京都庁に展示されているメダルや聖火を見に行った時のブログはここ】
(五輪のお話)
近代五輪が初めて開催されたのは1896年(明治29年)にギリシャのアテネで、参加国はわずか14か国でした。
日本人が初めて五輪に参加した大会が、1912年(明治45年)の5月5日から、スウェーデンのストックホルムで開催されたオリンピックです。この時は五輪期間が2か月以上あり7月22日まで開催されました。
日本からは、陸上短距離の三島弥彦とマラソンの世界記録保持者の金栗四三の2名が出場しました。三島は400メートルの準決勝で棄権、金栗は途中で行方不明になります。これは2019年(令和元年)のNHK大河ドラマ「いだてん」で放送したので、ご存じの方も多いと思います。
当時は飛行機もなく長距離鉄道での何日もかけての移動、さらに旅費は自費でした。
【大河ドラマ「いだてん」について書いたブログはここ】
日本選手として初めて五輪のメダルを手にしたのが1920年(大正9年)、ベルギーのアントワープで行われた大会で男子テニスの熊谷一弥(いちや)が、シングルスで銀メダル、柏尾誠一郎と組んだ男子ダブルスでも銀メダルを獲得しています。
1940年(昭和15年)は日本は皇紀2600年にあたる年で、その年に東京五輪を誘致することに成功しましたが、日中戦争の激化で返上し幻の五輪となりました。
【皇紀2600年について書いたブログはここです】
そして1964年(昭和39年)ようやく東京五輪が開催されました。
アジアの国としては初の五輪開催でした。
【1964年東京五輪について書いたブログ記事はここ】
【1964東京五輪の際の聖火スタート地点に関して書いたブログ記事はここ】
(来年開催は大丈夫か??)
新型コロナウイルスが世界的に猛威を振るい、感染者数も死者数も収まる兆しが全く見えません。東京を始め日本での感染者数も増えています。
来年開催は果たして大丈夫なんでしょうか、世界中から東京に人が集まった場合大丈夫なんでしょうかと 不安になる おっさんです。