九州から本州へ
関門トンネルを使い普通電車で渡りました
(電車で九州から本州に上陸)
九州のJR門司駅です。ここから電車に乗り込み本州を目指します。
九州福岡県の門司駅から1駅で本州の山口県の下関駅に着きます。
門司から下関に向かうルートで、関門トンネルに入る瞬間。
所要時間は7分程度、料金は230円です。
(関門トンネルとは)
関門トンネルの九州側・JR門司駅には、関門トンネルについて説明した看板がありました。
関門トンネルは、本州と九州の間にある関門海峡をもぐり本州と九州を結ぶ、鉄道用の海底トンネルです。
関門トンネルには、上りと下りの単線トンネルが合計2本あります。
下り線トンネルは全長3,614.04メートル、上り線トンネルは全長3,604.63メートルです。
完成した当時は世界初の海底トンネルで、日本一長いトンネルでした。
(デッドセクション)
関門トンネルは、本州と九州をつなぐ海底トンネルですが、出入り口となる本州側と
九州側では電流の種類が違います。
本州側は「直流」1500ボルト、一方、九州側は「交流」20000ボルトです。
なぜ電車なのに「交流」と「直流」の電気が違うかというと、路線の状況や作られた
時代によって、その当時の判断でそれぞれが採用されました。
直流と交流電源を切り替える際には、急に切り替えることはできないので、デッドセクションという、電気が流れていない区間を設けてワンクッションを置いています。
本州から九州に行く場合は、直流→デッドセクション→交流、逆に本州から九州に行く場合は、交流→デッドセクション→直流という流れになります。
そのため門司駅から下関駅へと進む車内で車内の電気が一度消え、数秒後にふたたび電気がつくという現象が起きます。
(九州門司で関門トンネルに入る瞬間を撮影成功)
JR門司駅から少し本州方面に行った場所で、電車が関門トンネルに入る様子を撮影することができました。
①電車は、門司駅から下関に向かい写真の右側に進みます。
関門トンネル門司側入り口に、電車が半分入りました。
②電車は半分以上トンネルの中に
③電車はかなり関門トンネルの中に・・。
(関門海峡を渡る方法)
本州と九州は関門海峡で区切られています。
これは海峡と言っても、大きな川のような感じで一番狭い部分が、山口県下関市壇ノ浦
と北九州市門司区和布刈の間にある幅約600メートル程度の部分の早鞆の瀬戸と呼ばれる場所です。
この関門海峡を渡り本州・九州を行き来するには、さまざまな方法があります。
鉄道なら普通電車と新幹線で渡る方法、
車で行くなら高速道路の関門橋を使う方法と、
国道2号線の関門トンネルを渡る方法、
【関門国道トンネルについて書いたブログはここ】
【関門人道トンネルについて書いたブログはここ】
関門フェリーを使う方法もあります。
【関門連絡船について書いたブログはここ】