日刊  おっさんの人生これから大逆転だぜえ!(日本史+史跡+旅情報)

普通の会社員の“おっさん”が、パワースポットや史跡、戦跡を巡った記録です。旅行に出かけるときの参考にしてね! 史跡や歴史から学び 運気を上げて、“人生大逆転”を狙います。

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西日本最大級の花火大会・大迫力の関門海峡花火大会の楽しみ方(2023年:令和5年)

2023年(令和5年)8月13日(日)
西日本最大級となる関門海峡花火大会が開かれました。
関門海峡を挟む山口県下関市と福岡県北九州市門司区で、1万5000発の花火が夜空を彩りました。
今回は現地に行った人だからわかる、
知っておくと便利な花火の楽しみ方を紹介!

(日本でも珍しい海峡をはさんだ花火大会)

海峡をはさんだ別々の県の都市が協力して行う、この花火大会は、福岡県北九州市
山口県下関市の交流を深めるために1985年(昭和63年)に始まり、2023年(令和5年)で36回目です。

2023年(令和5年)は8月13日の夜は19時50分から20時半までの40分間、関門海峡の両岸から合わせておよそ1万5000発の花火が打ち上げられました。


主催者発表では、2023年(令和5年)の関門海峡花火大会には、北九州市下関市で合わせておよそ70万人が訪れたということです。70万人ですよ。70万!!地方都市の人口より多いんですよ!!

(現地で花火を見た経験から楽しみ方を紹介)

2023年(令和5年)8月13日(日)、この西日本最大級の花火大会を福岡県北九州市門司会場から見ました。
そこで体験に基づく楽しみ方などを紹介します。

(JRで見に行こう!)

花火を見に行くときはJRがお勧めです。関門海峡花火会場の門司側の最寄りの駅は門司港駅。1914年(大正3年)に建築された立派な駅舎です。

すでに夕方4時台には、門司港に向かう電車は見物客を中心に混雑しています。

なお、会場周辺に車で行くのは無謀です。すでに駐車場も埋まっているし、渋滞で歩く速度よりも遅いノロノロ状態が続くので時間のロスです。帰りもまた大変です。
交通手段は迷わず電車です。
しかも切符は購入するにも並ばなければいけないし、紛失したらこの大混雑の中での事務作業は面倒になるので、ICカードが絶対いいです。

(場所取り)
北九州市側では、花火を見ることができる会場は、花火の原材料価格や警備にかかる
費用などの高騰、および大量のゴミ処理費用などの影響で、2023年(令和5年)は、
観覧エリアを囲って有料にしていました。

有料チケットは、簡単に購入できました。

有料エリアは、座席指定ではなく座席自由の先着順で、夕方4時過ぎには、かなりの人がいました。
下の写真に見えるのが本州と九州を結ぶ関門橋です。対岸が山口県下関市です。


会場では花火観覧場所の確保をお勧めします。あとからのんびり・・・なんて考えてはダメです、席がなくなります。まずは場所の確保です。

・・といっても夏の日差しの熱い中、カンカン照りの下で席にずっと座っていると暑さで病気になります。そこで、ビニルシートで場所を確保することをお勧めします。


またイス席の場合は、イスの上に「予約しています」と書いた紙をガムテープで貼って
おきましょう。(海岸部なので風が強いのでガムテープで固定しないと紙が飛んで、
なくなってしまいます!)

このように観覧場所を確保したうえで、会場内の木陰がある場所などに避難し、会場内の出店で購入したビールや食べ物を楽しみましょう。
会場内には出店がたくさんありますが、だいたいの店は長い行列で、暑い中に並ぶのは体力が消耗します。
そこで可能ならば、スーパーで買い出しをして持ち込んだ方が良いです。ただし、周辺にはコンビニやスーパーは少ないので、自宅周辺で購入した方が、買い出し難民にならずに無難です。

(暑さ対策)

夏の花火大会、しかも連日「災害級の暑さ」「警戒レベルの暑さ」と言われ体温を超える気温です。
会場は、ひさしなど太陽を遮るものが少なく、屋外なのでクーラーなどありません。
こういう場所に長時間いると熱中症になる危険がありますので、小まめな水分補給や、暑さ対策は必要です。

 

(花火開催まで)

花火の開催は2023年(令和5年)の場合は午後7時50分でした。会場に到着しても花火開始までは時間があります。ここでボーッと過ごすのもいいですが、仲間と酒を飲むのも楽しいですよ
また、会場ステージではミニコンサートなどイベントが行われているので、それを見るのもいいです。

 

午後6時を過ぎ、陽も傾き涼しい海風も吹いてきたので、自席で地ビールを頂きました。こうしていい感じになったところで花火開始です。

(花火開始)
2023年(令和5年)の関門海峡花火大会は、8月13日(日)の午後7時50分から始まり、
8時半まで40分間、ほぼノンストップ。花火が豪快にあがって、迫力があり、それはそれは素晴らしいものでした。これはお金を払った甲斐がありました。

花火の写真はすべて、自席からスマホで撮影しました。途中からは花火に圧倒され撮影するのを忘れてしまいました。

(大会終了後)

花火大会が終了すると、見ていた全員が帰路に向かう帰宅一斉大移動が始まります。

その大半は、JR門司港駅に向かうルートです。

これが東京ドームでの巨人戦終了後、水道橋駅に向かう人の流れ、あるいは元旦の明治神宮参拝クラスの大混雑です。
さらにJR門司港駅からの電車の混み具合も、朝の埼京線クラスです。この時間帯は特別に5分おきに電車が走りますが、この人の多さは花火終了後1時間経っても減りません。
花火大会終了後、門司側では引きつづきステージで音楽イベントがありました。

これは、終了後に一度に大量の見物客が駅に殺到しないようにという主催者の配慮です。
今回おっさんは、花火終了後のJR門司港駅での大混雑を避けるため、JR門司港駅の1つ隣にある小森江駅まで歩きました。だいたい30分近く歩きました。同じように考えている人がいて、歩く人が多かったのですが、JR小森江駅に来た電車が満員状態でした。

結局会場でコンサートを聴いて時間をずらし、JR門司港から電車に乗った方が良かったかなと思っています。
また、ちゃっかりしている人は、会場から20分近く歩いたパチンコ屋やスーパーなどの駐車場に車を停めていた人もいました。しかし、いざ車で出発しようとしたら大渋滞に巻き込まれていました。

 

花火は楽しいのですが、やはり混雑が大変です。
工夫をこらして花火観覧を楽しみたいですね

夏を楽しもう!!

花火を楽しもう!!