足尾鉱山の公害問題に取り組んだ田中正造。
その田中正造を顕彰し、足尾鉱毒事件に関する資料を
集めた記念館である、
田中正造記念館(たなかしょうぞうきねんかん)が
群馬県館林市大手町にあります。
★写真の撮影及び使用に関しては、田中正造記念館より許可を頂いています。
(田中正造記念館)
田中正造記念館は、一見、御覧のように豪華な邸宅ですが、田中正造のお家ではありません。入場料は無料です。
ここはNPO法人の「足尾鉱毒事件田中正造記念館」が管理運営しています。
なかは、こんな感じです。
(足尾鉱毒問題)
渡良瀬川の最上流部の栃木県日光市足尾町にある足尾銅山は、かつて日本の産銅量の40%を算出する日本一の大銅山となりました、しかし、同時に足尾鉱毒事件と呼ばれる大きな公害問題を引き起こしてしまいました。
この足尾鉱毒事件は、明治中期以降に発生した日本最初の公害です。
(足尾鉱毒問題に尽力した田中正造)
田中正造は日本初の公害事件と言われる足尾鉱毒事件の重鎮で、衆議院議員選挙には6回当選しています。
足尾銅山鉱毒事件の救済を政府に訴え、当時としては超異例とも言える明治天皇に直訴しようとしたことでも有名です。
(豊富な資料)
田中正造記念館では、当時の写真や新聞記事、資料、図書などが豊富です。ここで足尾鉱毒事件や田中正造について学ぶことができます。
1901年(明治34年)12月10日に田中正造が明治天皇に渡した直訴状もありました。
また記念館にいる案内の方も、知識が豊富で質問に対して、色々な資料をもとに親切に答えてくれました。
【田中正造記念館公式HP】
<<田中正造記念館への行き方>>
住所:群馬県館林市大手町6-50
開館時間:日火木土 10:00~16:00入場料は無料
田中正造記念館、資料も豊富です。係の方も親切です。
是非足を運んでください。