日刊  おっさんの人生これから大逆転だぜえ!(日本史+史跡+旅情報)

普通の会社員の“おっさん”が、パワースポットや史跡、戦跡を巡った記録です。旅行に出かけるときの参考にしてね! 史跡や歴史から学び 運気を上げて、“人生大逆転”を狙います。

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関門海峡を5分で渡るフェリー:関門連絡船

九州の福岡県北九州市門司区と本州の山口県下関の間には、関門海峡があります。

海峡といってもその距離は短いところでは1キロを切るので、「大きな川」という

イメージが合うのかもしれません。

この関門海峡の対岸の都市、門司と下関を5分で結ぶフェリーが、関門連絡船です。

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(誕生はちょうど130年前の明治22年

関門汽船は1889年(明治22年)に設立された会社です。

当時、門司は国際航路や貨物船が立ち寄る港、さらに筑豊の石炭を運び出す港、として重要な地域でした。

いっぽう下関も漁業で栄えていました。

関門海峡に面した2つの都市、門司と下関を結んだのです。

ちなみに1889年は、大日本帝国憲法が公布された年でもあります。

 

関門フェリーは、下の地図のように、f:id:reiwa00502:20190826162654p:plain

①門司と下関の往復・・日中は20分おきに運行、大人400円・子供200円

②下関と巌流島の往復・・・片道10分、大人800円、子供400円

③門司と巌流島の往復・・・片道10分、大人800円、子供400円

の3つのコースを毎日運行しています。

 

★運行時間は、関門連絡船を運航する関門汽船株式会社の公式HPで確認して下さい。

http://www.kanmon-kisen.co.jp/

 

ちなみに、おすすめは門司、下関、巌流島と1日何度でも乗り放題の1日フリーパス。

900円と安いので巌流島に行き、さらに門司や下関にも行くとモトをとりますよ。

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(JR門司駅から徒歩5分:

       門司側の乗り場「マリンゲートもじ」)

関門連絡船の九州・福岡県北九州市門司側の乗り場は、「マリンゲートもじ」で、

JR門司港駅から徒歩5分くらいの距離にあります。

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↑JR門司港駅、この建物を正面に右側に歩くと関門海峡・そして関門連絡船乗り場の

「マリンゲートもじ」があります。

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入り口には運行時間を記した看板があります。

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おっさんは、門司から下関へとフェリーで渡りました。

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今回、おっさんが乗った船は「がんりう」という名前の船、

もちろん巌流島が名前の来。

120人乗りでした。

 

おっさんが乗船したときは、日曜とあって船室は、ほぼ満室。

2階はオープンデッキになっています。

しかし、この日の関門海峡はシケていて、船が大揺れ!波打ちました。

わずかの乗船時間でしたが、ここでもし船が沈没したら、この波の中で岸まで泳ぐのは大変だなあと感じていました。

 

船は、そのほか「かんもん」、「わかば」、「しいがる」、「ふくまる」という名前の船があります。

 

(下関側の乗り場「唐戸桟橋」)

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わずか5分で対岸の下関に到着。

下関側の唐戸桟橋(からと さんばし)には、唐戸市場、下関水族館「海響館」、レストランや土産物店が入った商業施設カモンワーフがあります。

 

【関門地区の見所】

門司港周辺は、観光地として有名な門司港レトロ地区があり、焼きカレーという名物

料理があります。

 

門司港駅について書いたブログはここ】

https://reiwa00502.hatenablog.com/entry/2019/05/27/002309

 

いっぽう、下関の唐戸地区は、唐戸市場、水族館などがありますし

近くには、安徳天皇を祭る赤間神宮や、日清戦争下関条約が行われた場所の春帆楼(しゅんぱんろう)、朝鮮通信使上陸の地もあります。

さらに足を伸ばすと、壇の浦の安徳天皇入水の地、馬関戦争のときに使用した長州藩の砲台のレプリカがある、みもすそ川公園もあります。

 

【みもすそ川公園についてのブログはここ】

https://reiwa00502.hatenablog.com/entry/2019/06/17/000243

 

 

(おまけ話)

おっさんは、改めて巌流島に行こうと思いました。前回、ブログで書いたときに

もう少し詳しく書くべきだったと思ったからです。しかし、下関側で色々史跡を見ていたらフェリーの最終時間を過ぎてしまい、泣く泣く断念。

また、改めて巌流島には行きます。

 

【前回、巌流島について書いたブログはここです】https://reiwa00502.hatenablog.com/entry/2019/05/05/114448

 

 

<<関門連絡船乗り場への行き方>>

●門司側「マリンポートもじ」 

JR門司港駅徒歩5分

住所:福岡県北九州市門司区西海岸1丁目4−1

 

●下関側「唐戸桟橋」

JR下関駅発のサンデンバスがあり、海響館バス停下車。230円

住所:山口県下関市南部町31−2

 

関門汽船株式会社のHP http://www.kanmon-kisen.co.jp/