2020年(令和2年)の
本日、1月19日(日)NHK大河ドラマ「麒麟が来る」が放送されました。
第1回放送を見た感想は
①絵が明るい
②戦闘シーンが躍動感がある。たぶん戦闘にカメラマンが後ろから同行して、戦う人の目線を意識したのでしょう。
ただし、誰だだれかよくわからないときもあるので、登場人物には誰なのか字幕を付けてほしいなあ。
(麒麟がくる)
「麒麟がくる」は、戦国時代の明智十兵衛光秀の生涯を描いたドラマです。
(タイトルの意味は??)
大河ドラマの多くは、「龍馬伝」、「平清盛」といった主人名、あるいは「国盗り物語」、「いだてん」といったどのような中身なのかが想像がつくもの、というものでした。
しかし、今回は「麒麟がくる」というタイトル、これだけじゃ何のことかわかりません。
「麒麟」は中国の神話に出てくる動物で、中国古来の書物『礼記』によれば、王が仁義のある政治を行うときに現れる神聖な生き物とされています。
幼少から秀でた才を示す子どものことを、麒麟児などと言います。
また、このドラマには、斎藤道三、織田信長、足利義昭、豊臣秀吉、徳川家康など戦国時代のエース級の方々が登場します。実になじみが深いですねえ。
そして、 麒麟は誰なんでしょうね?
いや、誰が麒麟がくるような平穏な世の中を作るんでしょうか。
(明智光秀という生き方)
おっさんが 明智光秀のことを知ったのは、今から40年以上前、司馬遼太郎の「国盗り物語」という本でした。
この「国盗り物語」は、美濃の油売りの斎藤道三が成り上がって大名になるストーリーに加え、道三の死後は主人公が娘婿の織田信長になり、信長が本能寺の変で命を落とすところで終わります。
しかし、豊臣秀吉に天王山の戦いで敗れます。
ちなみに、この戦いを制したほうが天下を治めるという非常に重要な戦いのことを
「天王山」と言いますが、その言葉は明智光秀と豊臣秀吉の戦いに、ちなんでいます。
そして光秀は、天王山の戦いで敗走中に、落ち武者狩りで殺され生涯を遂げます。
信長を倒して天下人になるも2週間も続かなかったということです。
この、「天下をつかんだが、それも長続きしなかった」というのが、なんとなくいいんですよね。
信長にとって代わろうとしたけど、運命が、世の中がそれを許さなかったということですよね。
光秀のライバルは、木下藤吉郎秀吉、のちの豊臣秀吉ですが、この2人の対比も面白いです。
「戦国物は面白く視聴率が取れる」という大河ドラマですが、
どんなストーリーになるか。光秀がどのように描かれていくか、日本史好きのおっさんは興味津々です。
●明智光秀のことを本で勉強したいなら
●明智光秀のことを漫画で知りたいなら
面白いか、それとも期待外れか。。。