「達磨寺」に行ってきました。
以前、奈良県王寺町が、聖徳太子の愛犬・雪丸をマスコットにしている話を
当ブログに書きました。
【雪丸について書いたブログ】
その愛犬・雪丸を祭るお寺が達磨寺です。
入り口には、雪丸像があります(かなり大きいですが・・)
達磨寺の中は広々としています。
雪丸の石像は、達磨寺の中にあります。
上記写真の左部分にあります。
どうみても普通の犬にしか見えませんが、実は凄い犬です。
案内板よると・・・。
「人の言葉が理解でき、お経が読め・・・」と書かれています。
普通の犬でも「お手」「お座り」など対応できますので、人の言葉が理解できるのは、まあいいとしても、お経を読むとはいくら何でもオーバーですなああ。
(達磨寺とは)
この達磨寺がある王寺町は、聖徳太子が建てた法隆寺から4キロ、聖徳太子は法隆寺から王寺町まで愛犬雪丸を連れて散歩をしていたそうです。
この達磨寺の境内に掲げられている案内板には、以下のような説明があります。
「613年、推古天皇の時代に聖徳太子が飢人を助け厚く葬ったという片岡飢人伝説があり、その飢人が達磨大使の化身であったと考えられるようになった」そうです。
さらに、この本堂の下には達磨大使の墓があるという伝承もあり、ここが達磨寺となったそうです。
「聖徳太子」と「達磨大使」2つのエースが揃ったなんともあり難いお寺です。
(本堂)
達磨大使の墓といわれる、その上に鎌倉時代に建てられたのが本堂。
ここは拝観料無料で自由に入ることが出来ます。
この中には、聖徳太子の木造と達磨大使の木造があります。
(薬師石)
境内には、目を閉じて両手で抱くと病気が全癒するという「薬師石(やくしいし)」がありました。
江戸時代の1791年に出版された「大和名所図会」の達磨寺を紹介した箇所に、この薬師石が書かれています。
現在のように医学が発達してなく、また薬局が身近でない時代は、多くの人に、
このような石が重宝されたのかもしれません。
そこで、おっさんも迷わず、抱きつきました。
そのときの写真には、偶然ながら、素晴らしい光がさしています。
コレは、いいことがおきる前兆か!!
「聖徳太子」「達磨大使」「雪丸」の3つが集まった奈良県王寺町の達磨寺。
皆さんも足を運ばれてはいかがでしょうか?
王寺町役場近くの歩道には、達磨寺までの道案内が、雪丸の足跡で書かれています。
【達磨寺公式HP】
【王寺観光協会 達磨寺】
【奈良寺社ガイドの達磨寺】
【奈良県観光公式サイトの達磨寺】
●達磨寺
JR王寺駅徒歩15分