日刊  おっさんの人生これから大逆転だぜえ!(日本史+史跡+旅情報)

普通の会社員の“おっさん”が、パワースポットや史跡、戦跡を巡った記録です。旅行に出かけるときの参考にしてね! 史跡や歴史から学び 運気を上げて、“人生大逆転”を狙います。

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4月3日、法隆寺で聖徳太子没1400年法要を見てきました

 

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 今年2021年(令和3年)は、聖徳太子が亡くなって1400年にあたる年です。

 

聖徳太子と言えば、奈良の法隆寺

 

そこで、
4月3日(土)に、

世界遺産奈良県斑鳩町にある

聖徳太子の創建と伝わる法隆寺で、

聖徳太子をしのぶ特別法要が始まりましたので

見てきました。

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(御遠忌)

2021年(令和3年)は、聖徳太子の没後1400年の「御遠忌(ごおんき)」とされ、

法隆寺では、聖徳太子の遺徳をしのぶ特別法要が、4月3日から3日間行われます。

 

(初日4月3日の様子)

まずは、法要の初日・4月3日の動きを。

「東院伽藍にある夢殿を出発した行列が金堂や五重塔がある西伽藍に向かい、西伽藍で

法要を行い、終了後はまた東伽藍に向かい、ここで解散」という流れです。

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初日の4月3日のまず最初は、法隆寺「東院伽藍」にある八角円堂の「夢殿」の本尊で

太子の姿を模したとされる救世観音像(くせかんのんぞう)に向かって僧侶が読経しました。

夢殿は、聖徳太子の居室でした。

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その後、ゆかりの寺院の僧侶や色華やかな衣装に身を包んで仮装をした人々で作る行列が、夢殿を出発し東大門を通り西伽藍へと向かいます。

写真の参道の奥に夢殿があります。ここから出発してきます。

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二つのみこしを、法要の会場で金堂や五重塔がある「西院伽藍」に運び込びました。

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西伽藍に入ると、まず五重塔の前での踊りが披露されました。

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一行は、法要の会場に設置された舞台に向かいます。

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舞台では、花びらを模した紙片をまく「散華」、鮮やかな衣装をまとった子どもたちの様々な舞が奉納されました。

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そのあと、法隆寺の古谷正覚住職が、聖徳太子の事績をたたえる「表白(ひょうびゃく)」を読み上げ、遺徳をしのびました。

最後に、僧侶が経を唱える中、参列者が、会場の中心に設けられた焼香台で次々に焼香を行いました。

初日の法要は終了。3時間近くかかりました。

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こうして初日の法要が終了し、一行は夢殿へと戻ります。

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ちょうど、桜が満開で綺麗です。

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法隆寺の特別法要は4月5日まで行われます。

 

【2021年(令和3年)は聖徳太子没1400年】

2021年は聖徳太子没1400年で、様々な行事が予定されています。

聖徳太子の命日の2月22日には、大阪にある四天王寺で「太子二才まいり」が行われました。

聖徳太子没後1400年目の命日2月22日に太子二才参りにを見たときのブログはココです】


聖徳太子に関して書いたブログはココ)

【没後1400年目 2月22日聖徳太子死去について書いた

ブログはココ】

聖徳太子が摂政の時、天皇だった推古天皇死去について書いたブログはココ】

聖徳太子が建てた神社について書いたブログはココ】

聖徳太子が戦の時に陣を敷いたと言われる神社について書いたブログはココ】

【4月10日 聖徳太子が摂政になった時の事を書いた

ブログはココ】

 【4月3日・17条憲法制定に関して書いたブログはココです】

聖徳太子の愛犬・犬丸を祀る「達磨寺」について書いたブログはココ】

聖徳太子の愛犬:犬丸について書いたブログはココ

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法隆寺の西伽藍・東伽藍・大宝蔵院を見るには入場券の購入が必要です。

大人1500円、子供750円。

拝観時間 午前8時から午後5時 (2月22日~11月3日)

     午前8時から午後4時半(11月4日~2月21日)

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法隆寺の公式HP】


 

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1900年(明治33年)に刊行された「地理写真帖 内国之部第4帙」に

掲載された法隆寺。 (国立国会図書館 ウェッブサイトより)

 

<<法隆寺への行き方>>

アクセス:JR法隆寺駅から徒歩20分

住所:奈良県生駒郡斑鳩町法隆寺山内1-1

  【この地図の左下にある四角い写真をクリックすると航空写真に変わります。

地図上のルートを押すと道案内をしてくれます】

 

・・ということで

4月3日(土)午後1時から、

奈良の法隆寺

厳かに開催された

聖徳太子没1400年法要初日の報告でした。

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(追記)

2021年(令和3年)4月3日(土)は 奈良の橿原神宮で朝10時から行われた神武天皇祭に

参加し、午後1時からは、この法隆寺での聖徳太子没1400年法要に参加しました。

ダブルヘッダーでした。

この2か所は直線距離では近いものの電車の接続が悪く、いったん奈良から大阪に行きここで電車を乗り換え奈良に向かうという行程でした。

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なお、この日の午前中の神武天皇祭りについて書いたブログはココです。