2021年(令和3年)1月17日、阪神大震災から26年目のこの日、おっさんは当日が日曜なので神戸に行きJR三ノ宮駅から徒歩10分の場所にある東遊園地で開かれた阪神大震災追悼式に参加しました。
【阪神大震災追悼式典参加のブログ記事はココ】
(ボウリング発祥の地1869)
そのとき時間があったんで会場を散策したところ大きな黒い球を発見しました。
近づいて見ると真っ黒なボーリング球とピンにボウリング発祥の地1869と書かれた碑がありました。下の写真のようにボーリングとピンですね。
これは何かと調べたところ、明治新政府になって間もない1869年(明治2年)年4月20日, 外国人居留地だった神戸に, ボーリングのレーンがついた駐在外国人の会員制クラブ「ユニオンクラブ」が誕生しました。
その後、現在の神戸市庁舎の隣にある東遊園地に移転し, 長年「神戸クラブ」の名称で親しまれてきました。
この記念碑は, 1989年(平成元年)、神戸市制100周年の記念建立計画に基づき, 1991年(平成3年)7月23日に完成しました。
しかし、このブログを書くために調べてみるとボーリング発祥の地は神戸ではなかったことがわかりました!!
(ボーリング発祥の地は長崎でした!!)
長崎県長崎市大浦町2番25号大浦天主堂の下から四海楼へ行く途中に「わが国ボウリング発祥の地」という石碑があります。
江戸時代末期の1861年旧暦5月15日 、長崎の大浦にあった長崎居留地内の唐人屋敷波止場の近くにあった、広馬場という所には、外国人専用のボーリング場で 、日本初のボウリング場となる「インターナショナル・ボウリング・サロン」が開設されました。
これがわが国最古のボーリング場です。
1861年に長崎大浦では、日本初の英字新聞「ナガサキ・シッピングリスト・アンド・アドバイザー」が創刊されましたが、その新聞にはしばらくの間、「6月22日インターナショナル・ボウリング・サロン開設の通知」というボーリング場の新装開店の広告が掲載されました。
ここで、注釈:外国人向けの英字新聞ですから日本の暦での旧暦の5月15日を西洋の暦の6月22日と記しています。
【この長崎のボーリングについては長崎県ボウリング連盟公式HPのこの記載が1番詳しいです。インターナショナル・ボウリング・サロンの広告記事もあります】
その後,国際港として 開港されていた横浜や神戸にも, ボーリングサロンが次々とオープンしたそうです。
この記事にありますように、長崎に登場した日本初のボーリング場を記念して、1972年(昭和47年)に日本ボウリング場協会が6月22日を『ボウリングの日』に制定しました。
ということで 本家・元祖争いのようですが、神戸にあるボーリング発祥の地は、
発祥ではなかったようです。
<<東遊園地への行き方>>
JR三ノ宮駅徒歩10分、神戸市役所となり
【この地図の左下にある四角い写真をクリックすると航空写真に変わります。
地図上のルートを押すと道案内をしてくれます】