きっかけは、会社で毎年行っている前立腺の炎症や肥大症、がんなどを見る検査
でした。
2021年(令和3年)11月の検査でPSA(前立腺異抗原)が4.8ng/mlでした。
PSAが4.8ng/ml!
PSAの標準値は0~4ng/mlで、今回の値は標準値を超えていてます。
近くの泌尿器科での精密検査を受けるよう指摘されていました。
PSAの4~10ng/mlはグレーゾーンとして考えられ、20~30%で前立腺がんが見つかります。10ng/ml以上では前立腺がんの発見率は50%以上と高くなり、20ng/ml以上では
周囲に浸潤したり、転移したり、進行している可能性が高くなります。
そう考えると怖いですねえ・・。
でも、自覚症状は何もないんです。ただ尿が近い位かと・・。
(前立腺がんの割合)
2010年の独立行政法人 国立がん研究センターがん対策情報センターの発表によると、 前立腺がんにかかる数は、1年間で男性10万人中104人程度で、これを年齢別にみると、40歳代で約2人、50歳代で約40人、60歳代で約210人(470人に1人)、70歳代で約490人(210人に1人)、80歳以上で約520人(190人に1人)となります。
前立腺がん罹患数は今後も増加が予想され、2020年以降は1位になると予測されています。
(再検査の結果)
会社の検査でひっかかったので、2022年(令和4年)1月8日(土)近くの泌尿器科で血液の再検査をしました。
その結果は、
またしてもPSAは4.827ng/ml.
ドクターに相談したら、この値はグレーゾーンだから3か月後にまた採血をしましょうという事でした。
ちなみに、ここ数年間のPSAの推移を見ると
2019年→3.5
2020年→1.5
2021年→4.8
です
前回は最高値で、しかも標準値を超えています。
しかし、再検査でもPSAが4.8ということでだんだん不安になります。
前立腺がんになるのを防ぎたい。
そう考えたら何とかできないかとネットや本で調べました。
そして、できることをしようと取り組みました。
(PSA下げる作戦開始!)
PSAを下げるのに効果があったというのは可能な限り全部トライしてみることにしました。
ネット上でPSAを下げるのに効果がありそうと紹介されていたのは以下の4つです。
①肉食から魚・野菜中心食へ
和食が健康に良いそうです。
これまでお肉大好き、カップ麵大好きだったのですが魚野菜の割合を多くします。
でも、全部それに移行すると味気ないので肉も食べますよ。
②トマト、リコピンサプリの摂取
トマトが前立腺がんの発生を予防する可能性がありそうだということが、いくつかの
疫学的研究で示唆されていました。イコールではありませんが「可能性」です。
14000人のデータでは、トマトを使った料理を1週間に5皿以上摂取している人は、
1週間に1皿以下の人に比べて、前立腺がんの発生率が40%低下することが報告されていました。
トマトに多く含まれるカロテノイドが抗酸化作用を有し、リコピンは細胞の酸化障害を防ぐ効果があるようです。
そこで、毎日トマトを食べるようにし、さらにリコピンのサプリも飲むことにしました。
サプリはリコピンサンニくわえさらに、前立腺にいいノコギリヤシ入りにしました。
あくまでもサプリであり、薬じゃないのですが、飲むことにします。
②お茶を飲むようにする
緑茶のポリフェノールには、タンパク分解酵素を阻害することによってがん細胞の転移を抑制する作用、細胞間コミュニケーションを調節する作用、血管新生阻害作用などの抗腫瘍作用が指摘されています。
いくつかの疫学的研究では、日常的にお茶を飲用している男性は、緑茶を飲用していない人に比べて前立腺がんの発生率が低下していることが報告されています。
また、転移性の前立腺がんを自然発症するマウスの実験モデルにおいて、緑茶ポリフェノールは、人間が1日に6杯のお茶を飲むのと相当する量において、前立腺がんの発生を抑制し、生存期間を延長し、また、緑茶ポリフェノールはがん細胞の転移を抑えています。
ということで今まで紅茶を飲んでいましたが、緑茶にかえました。
水筒に入れ職場にも毎日持って行くことにしました。
④エレベーターを使わず、階段にする。
動くことにします。
いずれも、本当にPSAを下げる医学的な効果があるのか、ハッキリとはわかりませんがなんとか下げたいので2021年(令和4年)1月16日から開始です。
とにかく、毎日の習慣として次の採血まで続けてみます。
次の採血は4月9日です。それまで続けみます。
果たしてPSAは減るのか??変わらないのか??
何もやらないままで、
このまま進行するのは嫌だから
まずはできることをやってみます。
検査けっかがどうなったのか
その成果が出たのか、何も変わらなかったかは
きちんと報告しますよ