2022年(令和4年)夏、
福岡県北九州市若松区にある
ヒマワリ畑を訪れました。
(夏の風物詩・ヒマワリ畑)
今回訪れたのは、北九州市若松区の有毛地区と安屋地区の国道495号沿いにある
ヒマワリ畑です。
広がるヒマワリ畑・・・綺麗です。
この地域は、秋から翌年の春にかけて冬キャベツが特産です。
ヒマワリは、キャベツの収穫が終了した畑に、夏の期間に裏作みたいな関係で
植えられています。
なぜ、ヒマワリなのか・・・。
実はヒマワリは太い根が深く生える「直根型」と言われる花で、土を耕し酸欠のない
土壌と変える効果があります。
つまりこのヒマワリは鑑賞用としてだけではなく地力回復の効果も兼ね備えているのです。
同時に、ヒマワリは地中の栄養分であるリンを吸い上げるために、そのまま土に混ぜて耕せて一緒に耕すことで作物の肥料となります。
ヒマワリは、キャベツの収穫が終了し、次の植え付けの時期までの間の空白期間に
畑の土壌の地力回復と表土保全、栄養補給の両方の役目をするために植えられているのです。
これを緑肥(りょくひ)といいます。
(緑肥)
緑肥は、畑に植えた植物を肥料として土壌に入れたまま耕す方法です。
明治初期までは緑肥は野草が主体でしたが、大正・昭和初期には、植物を栽培して、
それを緑肥にする方法が使われるようになります。
(見頃は8月上旬まで)
このヒマワリ畑ですが、ヒマワリは、種が出来る前の満開時に肥料にするために土といっしょに耕します。これを「鋤き込み」といいます。
ということで、このヒマワリ畑は7月中旬から8月上旬までしか存在しません。
人々は一面に広がる黄色いヒマワリのじゅうたんをスマホで撮影するなど楽しんでいました。
レンタカーで行きましょう。
★有毛のヒマワリ畑がお勧めです
たくさんのヒマワリ・・元気をもらいますね!!