この神社、強烈なインパクトがありますよね!
平氏が滅んだ壇ノ浦がある
みもすそ川公園から、
安徳天皇や平氏一門を祀る赤間神宮に歩く途中の
山側にインパクトがある神社を発見!!
山をえぐって作ったような小さな神社!!
道路近くに面したこの距離!!
しかも階段状に続く朱色の鳥居!!
これが立石稲荷大明神です。
この立石稲荷大明神は国道9号線沿い、道路のすぐの距離に鳥居があります。
一の鳥居をくぐり1歩歩くと上にあがる階段です。近い!!
階段は急で中央に手すりがあります。
(中段)
中段にある石でできた鳥居は「大正十年の寄進」と彫られています。
大正十年=1921年、、100年以上前の物です。
中段には「平氏千人塚」と、「平家無縁之供養塔」がありました。
そのとなりには「立石大神」「金光大神」と彫られた灯明が。。
(最上段のツインの祠)
最上段には祠がありました。
これが2つ横に合体しているのです。珍しいツインの祠です。
上から階段を見おろすと急こう配なのがわかります。
(立山稲荷大明神の由来証)
石にこの神社の由来証が書かれていました。
1184年の屋島の合戦で敗れた平家は下関市の彦島へと逃げます。このときに伏見稲荷の分霊をここに祀ったといわれています。
(烏帽子岩)
立石稲荷大明神の、国道9号線を挟んで対岸にある関門海峡の中には、烏帽子岩という注連縄(しめなわ)がつけられた岩があります。
これは立石稲荷大明神のご神体と言われています。
(関の注連縄祭り)
毎年12月10日には、壇ノ浦で滅んだ安徳天皇や平氏一門を祀る赤間神宮の神官と、地元の漁業関係者が、航海の安全と豊漁を祈願する「注連縄祭り(しめなわまつり)」が行われ、重さ20kgの注連縄を新しいものに取り替え、お祓いをします。
これ、見に行きますよ!!
<<立石稲荷大明神への行き方>>
立石稲荷大明神には専用の駐車場はありません。
近くにある関門トンネル人道の駐車場を利用して下さい。
駐車場の横断歩道を渡り、みもすそ川公園に行き、そこから唐戸方面に向かいます。
遊歩道を歩くと10分程したら山沿いに見えてきます。
住所:下関市壇之浦町6
みもすそ川公園のすぐ近くなので、
ここにも立ち寄って下さい。
上からの眺めは爽快ですよ!