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大河ドラマ「どうする家康」ネタバレあらすじ第14話「金ヶ崎でどうする!」

 

14話「金ヶ崎でどうする!」の平均世帯視聴率は11・4%、前話の11・0%から0・4ポイント上昇でした。

今回は、浅井長政の裏切り、そして忠臣・阿月のお話。

では、ストーリーを見て行きましょう!!

 

朝倉義景を討て!)

上洛した徳川家康ですが、織田信長の命で、三河には帰らず、そのまま越前・朝倉義景との戦に臨むことになりました。

家康は、織田信長が率いる幕府軍とともに、越前に北上し敦賀に到着します。
家康率いる徳川軍は、金ヶ崎の寺に陣を張り、「厭離穢土欣求浄土」の旗を掲げていました。

そして翌朝、浅井軍が着陣したら、すぐに朝倉の本拠地・一乗谷へ総がかりで攻めることになっています。

織田・徳川軍に加え、浅井長政たちが加われば軍勢は4万、対する朝倉軍は1万5000の軍勢なので十分勝算があるという予測でした。

 

浅井長政の謀反に阿月走る!)

しかし、信長の妹婿、つまり義理の弟になる浅井長政は信長への謀反を決意していました。
もし、この謀反が行われたら織田・徳川軍は浅井・朝倉に挟み撃ちにされます。
 長政に嫁いでいる信長の妹・お市はなんとかこの謀反を知らせようとします

小豆の袋の中に「おひき候へ いち」と書き、陣を引くように言伝を忍ばせた文を入れ、家康に届けるよう使いを出しますが、家臣に見つかり失敗します。
お市は「あの方(家康)は幼い頃、私を助けてくれたんじゃ。次は私が、助けて差し上げねばならぬと思っておったのに」と落胆しますが、その姿を見た侍女の「阿月が、参りましょうか。金ヶ崎へ知らせに。走って」と決意し、金ヶ崎へ向かいます。

(長政に謀反の恐れあり!と伝えるが・・)

家康と信長が話している中、「朝倉義景が軍を率いて一乗谷を出陣、こちらへ向かっている」という一報が入りました。

家康は、この知らせを聞き、朝倉軍の動きを不審に思い、浅井と朝倉が裏で手を組んでいるのではないかと考えます。

 

北から朝倉勢15000。そして西から浅井勢が1万。

万が一、朝倉と浅井が裏で手を組んでいたら、挟み撃ちです。

もしそうなれば、織田徳川軍は絶体絶命です。

そこで、家康は、長政が朝倉と結んでいるかもしれない事を信長に提言します。

しかし、この家康の言葉に、木下藤吉郎は馬鹿にして笑い相手にしません。
以前、朝倉の庇護下にいた明智光秀は、そんな家康の考えに「義景が戦下手だからだろう」と言い気にも留めず「将軍の軍勢が引くなどもってのほか、臆病な三河勢が足手まといになればよいが」と馬鹿にします。

信長は、浅井が裏切るわけないと言い、この家康の行為は、義弟の浅井長政への侮辱であるとして聞く耳を持ちません。
家康は「長政は義の男であるがゆえに裏切る、ということもあろうかと!」と言うと、信長の表情が険しくなり「俺のやっていることには義がない、とでも言いたいのか?」と怒鳴ります。

家康は「お前の心の内などわからん!あほたわけ!お主を信じられん者もおる!」と言い返し、2人は大きな口喧嘩をします。

その後、冷静になった家康は「どうしてもっと早く止めてくれんかったんじゃ」と信長とぶつかり合ったことを後悔。翌日、謝罪に行くことを決めます。

 

(アホな将軍を傀儡にして)

家康は、信長があのアホまる出しの将軍をなぜ奉っているのか疑問でしかありません。そこを家臣の石川数正が「神輿は軽いほうが良いからでは?」と冷静に分析します。

そう考えると信長は、将軍・足利義昭を操り、実質は自分が天下を我が物にしようとしている、もし、浅井長政がそう考えたとすれば、浅井が何をしようとしているかは明白です。

 

(阿月10里を走る)

一方、信長の妹・お市の命を受けた阿月は、一刻も早く伝えようと10里以上ある道を懸命に走ります。途中、長政の家臣に見つかり、川に突き落とされますが生き延びます。

阿月の脳裏には、これまでの生活・暮らしがフィードバックします。幼い頃の男の子とのかけっこ、苦しい生活・貧乏な暮らし300文で身売りされたこと、盗み食いして生き延びた日々・・そのような阿月を優しくむかえてくれたのはお市でした。

そのお市の恩になんとか報いたいとの思いで走り続け。夜明け、故郷の敦賀湾が見えました。

そして、ようやく10里以上を走り続け徳川陣へ到着します。

 

(命をかけた阿月の伝言)

平岩親吉が、阿月を家康のもとに連れてきます。

阿月は、家康の顔を見ると「お引き候へ」というお市からの言葉を伝えて息絶えます。

その言葉に浅井の謀反を確信した家康は、改めて信長に逃げるよう進言します。

しかし信長は「お主の指図は受けん!」と素直に聞き入れません。その信長の姿に家康は「わしの指図ではない!お市様のじゃ。阿月の命を無駄になさるな。逃げんか!あほたわけ!」と怒鳴ります。

しかし信長は、木下藤吉郎しんがりを命じ、家康には好きにしろと言い退陣します。
しんがりを命じられた藤吉郎は、死を覚悟し、パニックになりますが、ここをうまくやれば、さらに上にいけると考え、家康に手伝うに促します。
そして、「ここで逃げればあんたは殿を見捨てたことになる。信長を裏切って逃げたと言いふらす」と家康を脅し協力するようにしむけます。
家康はその藤吉郎の態度にあきれますが、阿月の死に報いるため、「この金ヶ崎で迎え撃ち信長殿の逃げる時を稼ぐ!後、退き戦に移る!」と家臣たちに指示し金ヶ崎で朝倉・浅井軍を迎え撃つ決意を固めます。

うーん 今回は後半は忠臣・阿月の死をかけた走りが生きてきましたね。

さて、今日はここまで。