ある日曜日の昼間、
生田駅で女子大生につきまとう男性がいたので、
撃退しました。
（現場は生田駅）
ある日曜日のお昼、先輩と2人で陸軍登戸研究所の見学に行こうと最寄りの三田駅に
降りたときです。
生田駅周辺には明治大学や専修大学があるのですが、この日は日曜日とあって学生の姿はまばらでした。
その駅前では女子大生と思われる方に男性が何やら手紙を渡していました。
このときは「青春しているなあ」と思い、その場を立ち去りました。
（逃げる女子大生、それを追う男子）
しかし、川沿いを歩いていると、さっきの女子大生が足早に我々を追い抜き、その後ろを先ほどの男子が追いかけていました。
どうやら女子大生は男子に追いかけられているようで、決して和やかとは言えない表情でした。
当時、周囲にはおっさんと先輩しかいません。
女子大生は走って近くにあったコンビニの入り口から中へと入りました。たぶん店員に助けを求めようとしたのでは、ないでしょうか？
男もその後を追いコンビニに入っていきます。これは危ない！！
（コンビニ店内で）
おっさんは、その女子大生のことが気になったので、先輩とコンビニの中に入りました。
コンビニの中では、女子大生は携帯で話している姿で、店内を早足で歩き回っています。それは、つきまとい男から離れようとしている動きです。
そして、その女性の後を、男子が追いかけています。
明らかに嫌がる女性を追いかけているのです。
これはピンチです！！
（つきまとい男の進路を塞ぎ女性は脱出）
「これは助けよう」そう思ったおっさんは、店内を逃げ回る女子大生に近づき「道を塞ぐから逃げて」と伝えました。
すぐに女子大生はコンビニを出て走り去りました。
その姿を見た男子が追いかけようとしましたが、おっさんと先輩が店の陳列を見る振りをして、その男の進行の邪魔をします。
ちょうどおっさんはリックを抱えていたのでコンビの通路を塞いだ形になり、男は先に進めません。
同時に、おっさんの先輩もおっさんに並んで陳列を見る振りをして協力してくれたので、ここでおっさん・先輩とダブルで通路を塞いだ形になりました。
つきまとい男は通ろうとしますが、ここでおっさんは、「あっ済みません」と言いワザとグズグズして道を塞ぐ時間を稼ぎました。
こうして、つきまとい男が、ようやくおっさんと先輩のダブルブロックを突破したときには、もう女子大生は逃げ切って姿がありませんでした。
多分、電車に乗ってどこかに行ってしまったと思います。
（外に出てみると・・・）
しばらくして、おっさんと先輩はコンビニから外に出ると、先ほどの、つきまとい男が道の真ん中で立っていました。
そして、よく見ると・・・なんと彼は立ち小便をしていたのです！！
この光景を見た私たちは、「この人は危ない！」「速攻で逃げよう！」と直感し、2人とも無言で足早に歩き出しました。
勿論、振り返ることもせず、一目散にその場を去りました。あの男性、実は凄くヤバい人だったのかも知れません。
なんともまあ・・・と言う体験でした。
この女性は逃げようにもなかなか逃げることができず、助けの声を上げようにも、なかなかそういうわけにもいかないという苦しい思いをしたのだと思います。
皆さん、困っている人がいたら声をかけ､協力しましょう。
