2024年(令和6年)7月30日(火)
明治維新に重要な関わりを持つ下関市の亀山八幡宮で
夏越本殿祭に参加してきました。
(日本近代化のきっかけの場所の1つ)
今回訪れたのは、関門海峡に面した山口県下関市の亀山八幡宮です。
日本の近代化の・明治維新のきっかけの1つとなったのが、幕末におきた、長州藩に関門海峡を通過する外国船への砲撃です。
1863年5月11日に下関市の亀山砲台で、長州藩の久坂玄瑞が砲撃を行いました。
その亀山砲台があった場所には現在、亀山八幡宮があります。
こちらが亀山八幡宮です。
(夏越祭)
この夏越祭は、1年の半分の大夏を迎え、この半年間の身の穢れを注ぎ落とし心気を清く保つために古来から行われている神事です。
ただ、各神社によって夏越祭のスタイルに違いがあります。
(大祓人形:おおはらい ひとがた)
まず夏越祭が始まる前に大祓人形(おおはらい ひとがた)に記述しおさめます。
(夏越本殿祭)
18時、夏越本殿祭が亀山八幡宮の本殿で始まりました。参列者は30人程度でした。
宮司が太鼓をたたき神事が開始しました。
宮司が、大麻(読みは「おおぬさ」、別の漢字表記では「大幣」)を左右に振って参列者全員を清めます。
そして氏子総代が、みなさんが先ほどおさめた大祓人形(おおはらい ひとがた)を神棚に奉納します。
そして全員で大祓の言葉を奏上します。
そのあと、大きな茅の輪を正面に持ってきました。
亀山八幡宮の夏越本殿祭では、茅の輪を本殿の中におきます。
茅の輪を神前に起き、参列者全、全員がこの茅の輪を1回だけ、くぐり抜けて玉串を奉納するスタイルです。
本殿での夏越の大祓の神事は40分ほどで終了しました。
このあと海上渡御という、夏越本殿祭のときに神前に供えた大祓人型を関門海峡に流す神事があります。
しかし、参加は見送りました。
前年に参加し、関門海峡の揺れで挙列な船酔いをして非常に苦しんだので、今回は遠慮しておきました。
去年は海上渡御に参加したので、下をクリックしてその様子を御覧下さい↓
海上渡御のあとは、午後8時から夏越し祭の花火大会が開かれました。
<<夏越本殿祭を行った亀山八幡宮への行き方>>
行き方:下関駅からサンデンバスで唐戸下車、徒歩3分程度
住所:山口県下関市中之町1-1
夏越祭は、日本の神事。
今後も守り受け継ぎたいと思います。